■帯状疱疹の前兆と初期症状は(帯状疱疹と口内炎、私の場合)

まず、帯状疱疹の前の痛み(前駆痛、前駆症状というらしい)が出る一週間ほど前から口内炎ができていました。私はこの時期あまり口内炎ができていない傾向にあったので少し疲れているのかなと思ったのを覚えています。

帯状疱疹前の痛みについてですが、仕事休みの土曜日の朝起きると右側の肩甲骨あたりが非常に強い痛みを感じました。

痛みの種類としては非常に強い鈍痛です。例えるならインフルエンザの時に感じる鈍い痛みがさらに強くなったような痛みでしょうか。

また、右側の肩甲骨にともない左側の肩甲骨にも痛みがありました。

私の場合は非常に強いストレスやプレッシャーを感じた際には、背中が痛くなるという体質ですが、そのような痛みがMaxになったような痛みでした。今まで感じたことのないような強い痛みだったので、一体何が原因なのか思い返しましたが、思い当たる原因は思いつきませんでした。

次の日にも、背中の痛みは治らず胸にも軽い痛みが出てきました。胸の痛みについては背中の痛みがあった日に、あまりに痛かったので家族に背中に乗ってもらってマッサージをしてもらったので、そのせいだと考えました。この時の症状として軽い微熱がありました

また、背中や胸の痛みに加えて腕や肩などの節々に痛みがありましたが、この痛みはインフルエンザになった際に感じる際の痛みに似ていました。

この時インフルエンザの時の症状の喉の痛みなどがなかったのですが、念のため熱を測ってみると熱はなかったのでインフルエンザではないと思ったのを覚えています。

また、この日に胸のあたりにブツブツができていましたが、これも前の日に家族にに背中に乗ってもらった際に胸に強い圧迫がせいだと思ってしまい帯状疱疹の疱疹を見逃してしまいました。

この疱疹に関しては、その後の二日で増えていたはずですが、なぜか全く見逃してしまいました。

■帯状疱疹になぜなる?その原因(私の場合)

私の場合、帯状疱疹になる3~4ヶ月前からずっと睡眠時間が5時間ぐらいだったので、朝起きた時に疲れがとれていないとずっと感じていました。

またちょうど3~4ヶ月前から自分が所属する部署の体制と上司が変わった為、仕事のストレスが確実に増していました。

さらに年齢も丁度50歳になったところで、帯状疱疹になりやすい年齢に差し掛かったところでした。

ここ数年は寝る時に布団を使わず、リビングの床で寝ていたことも確実に良くなかったと今となっては後悔しています。

ちなみに帯状疱疹になる原因と言われているのが下記の3つの原因です。
・睡眠不足
・ストレス
・加齢による免疫能力の低下

私の場合も上記の3つの原因にあてはまっていた為に帯状疱疹になったのでしょう。もしも現在 上記の3つの原因にあてはまっている方がいましたら、ワクチン接種をすることをオススメします。

■帯状疱疹ワクチンの値段は高いが、帯状疱疹になった時のコストを考えると安い?

・弱毒水痘生ワクチン:8,000円(1回接種)
・シングリックスR:42,000円(1回21,000円:2回接種が必要 )

帯状疱疹のワクチン料金は8,000円~42,000円ですが、実際に私自身が帯状疱疹になってみると、薬代、病院代、肌着代(服が患部に触れるだけでも痛いのでシルクのような肌ざわりの肌着を6着購入しました)で約20,000円以上使いました。

また、私の場合は一ヶ月以上は帯状疱疹の痛みに悩まされ続けました。痛みの為にロキソニンも一ヶ月間飲み続けましたし、土日の休みも痛みで家で寝たきりのような状態でした。

そう考えると、8,000円(1回接種)の「弱毒水痘生ワクチン」は打っておいて損はないと思います。

■帯状疱疹の症状と経過(私の場合)

◆1日目:背中にかなり強い鈍痛
◆2日目:胸にも軽い痛み(抑えると痛い)胸に赤いポツポツを発見、微熱あり
◆3・4日目:引き続き胸と背中に強い痛み
◆5日目:胸と背中に疱疹ができていることに気づく
◆6~11日目:抗ウィルス薬を飲むが、疱疹はだんだん酷くなり水泡が大きくなる
◆12~15日目:抗ウィルス薬を一週間分飲み切るが胸の背中の鈍痛は引き続きある
◆16日目:胸と背中の鈍痛にプラスして疱疹の表面がチリチリとした強い痛みが出る(痛みが強くなったので皮膚科に受診する)
◆17日目~:皮膚科でもらった塗り薬と飲み薬を使用するが、痛みが改善する様子なし。
◆25日目~:痛みがすこしづつ改善されたような気はする。(夜に寝る時に帯状疱疹ができた側の脇の下が非常に痒くなり、夜中に目を覚ます時がある。)
◆30日目~:胸と背中の傷はだいぶよくなり、日中の痛みは軽くなったが、夜痛くて眠れないことも
◆35日目~:夜痛みで眠れないということは無くなったが、痛みが続いている。また服が傷跡に当たるとさらに痛い。

■帯状疱疹はうつる?うつらない?

帯状疱疹は通常うつることはないと言われています。ただし水疱瘡にかかったことのない子供には水疱瘡としてうつる可能性があるので、最初に医師の方に診察してもらった際に「子供との接触はしないように」と注意を受けました。

ちなみに大人の人の九割は過去に水疱瘡にかかっているので、帯状疱疹が水疱瘡としてうつることはありません。(水疱瘡にかかったことがある人はすでに背骨に水疱瘡のウィルスが潜伏しているので、帯状疱疹がうつることはありません。)

また感染の可能性として、顔に帯状疱疹ができた場合には口の中にも疱疹等ができる可能性があり、飛沫感染する可能性があるそうです。

また疱疹の中には多量のウィルスが含まれている為、疱疹の液体が他人に触れることがないように気を付けることも必要だそうです。

■帯状疱疹で飲み会に行って良い?

帯状疱疹と診断された際に医師に「明日の飲み会に参加しても良いですか?」と聞いてみましたが、大丈夫だと言われました。

「ですが、無理のない範囲で。」と言われたので、飲み会に参加するか否かは自己責任でということのようです。

ですが、帯状疱疹になってから二週間は安静期間となっているので、一般的にはその期間は飲み会に参加しない方が良さそうです。

私の経験談ですが、帯状疱疹と診断された次の日に飲み会に参加してビールを一杯だけ飲みましたが、その夜は体調がかなり悪くなりよく眠れませんでした。今から考えると飲み会に参加しない方が良かったと後悔しています。

楽しい飲み会なら参加しても良いでしょうが、付き合いの飲み会なら絶対参加しない方が良いでしょう。「帯状疱疹になったので飲み会に参加できません。」と言えば十分飲み会に参加しない理由になると思います。

■帯状疱疹は入浴しても良い?

医師の方に診察してもらった際には、帯状疱疹になっても入浴しても良いそうです。ですが湯舟にはつからない方が良いということでした。

その理由ですが、浴槽につかると帯状疱疹の患部が浴槽のお湯の雑菌で感染症になる可能性があるからだそうです。

結果として帯状疱疹になっている間はシャワーでの入浴が推奨されているようです。私も帯状疱疹の時にはお風呂はシャワーで済ませていました。

私の場合は右胸と右背中に帯状疱疹ができていたので、右胸は洗えますが背中は手で洗うことができませんでした。また手で触れただけでも痛い場合もあるので、こすり洗いなどはできませんでした。

その為、私はシャワーで患部の汗を流してから石鹸の泡だけを患部につけて洗うという手法をとっていました。なぜなら手やタオルなどで洗うと患部に雑菌がつく可能性もありますし痛みを感じる場合も多かった為です。

■帯状疱疹が一周(左右両方できる)すると死ぬらしい

私が診察してもらった皮膚科の先生によると「帯状疱疹は背骨に水疱瘡ウィルスが潜んでいたものが体の右が左に症状として出てくるもの」とおっしゃっていました。

ちなみに会社の上司より「帯状疱疹が一周すると死ぬ」という都市伝説めいた一言を聞きました。

インターネット等で調べてみても「帯状疱疹が一周することはない」という記事を複数見つけることができました。

ですが全日本民医連のホームページには「帯状疱疹はまれに一周することがある」と記述されていました。ですが「医療技術が発展している現代では死にいたることはない。」ということのようです。

逆に言うと医療技術が発展していなかったひと昔前や、医療が発展していない先進途上国では帯状疱疹が一周すると死に似たる可能性もあるかもしれません。

■帯状疱疹は何科を受診すれば良い?

帯状疱疹は一般的には皮膚科に受診するものだそうです。私の場合は祝日の夜に帯状疱疹の発疹を発見したので、緊急外来のある病院に急いでかけこみました。

帯状疱疹の飲み薬を処方してもらいました。塗り薬も所望しましたが薬を小分けにする小さい容器を切らしているという理由で、塗り薬は購入できませんでした。

ちなみに本来 帯状疱疹は皮膚科に受診するのが正解のようです。私も帯状疱疹になってから2週間たった時にあまりの痛みに、皮膚科に受診することになりました。

ちなみに最初に救急外来に受診する人がいたら、後日改めて皮膚科に受診することをオススメします。なぜならば救急外来で診察してくれる先生は専門の先生でないことがほとんどなので、応急処置になってしまうからです。

帯状疱疹の場合には、初期治療が抗ウィルス薬で一週間ほど、二週間目から患部の炎症と痛み止めの治療が必要となってきます。

■「帯状疱疹」病院に行くタイミング

帯状疱疹ぽいと気づいたらすぐに皮膚科へ受診するべきです。私も仕事が忙しいとつい病院などに行くのも後回しにしてしまいがちな性格ですが、帯状疱疹は初期治療が非常に大切だと自分自身の経験から感じました。

帯状疱疹になった際には、「アメナリーフ」等の抗ウィルス薬を72時間以内に飲むことが重要だそうです。

私の場合は、私の場合は帯状疱疹に関連した痛みが出てから5日ぐらいたったところでアメナリーフを飲み始めたので明らかに治療に間に合っていませんでした。
どうやら抗ウィルス薬を72時間以内に飲めばウィルスが増えすぎる前に増殖を抑えることができる、つまり抗ウィルス薬を飲むのが早ければ早いほど帯状疱疹の症状が軽く済みます。

■帯状疱疹の点滴を日帰りでしてもらえるのか?

帯状疱疹の点滴は帯状疱疹が重篤ば場合に、入院して点滴されるそうです。私は薬を処方してもらいましたが、頭痛がひどい時期があったので「点滴をすればよくなるのでは?」と思い、皮膚科の病院に電話を2件ほど電話をしてみましたが、2件とも取り扱いがありませんでした。

たぶん総合病院等の入院に対応している大きな病院なら帯状疱疹の点滴に対応していると思われます。

私は頭痛が酷かった際に「帯状疱疹の点滴を日帰りで対応」している病院をネットで探してみましたが、私が探した限りではそのような病院を見つけることができませんでした。やはり通常は日帰りで帯状疱疹の点滴をしてもらうのは難しいのかもしれません。

■帯状疱疹の薬

帯状疱疹の薬ですが「アメナリーフ」等の飲み薬を処方されることが多いようです。私が処方された「アメナリーフ」は、朝晩の一日二回食後に服用する抗ウィルス薬ということで、一週間分処方されました。

どうやら、この薬を一週間服用することで、帯状疱疹ウィルスを抑える効果があるようです。

「アメナリーフ」を服用する際の注意として帯状疱疹が良くなっても、一週間飲み続けることが必要ということでした。またグレープフルーツは薬の効果を弱める成分が入っているので食べてはいけないと言われています。私自身も薬を処方された際に注意事項として薬剤師の方に説明を受けました。

■帯状疱疹の塗り薬

私の場合は、救急外来にかかったこともあるかもしれませんが、塗薬はありませんでした。私の場合は塗り薬としてワセリンを出してもらう予定でしたが、小さい小分けの容器を病院側が切らしているとうことで塗り薬はありませんでした。

ちなみに家族にアトピーの人がいる関係で家にワセリンがあるのが分かっていたので、無理に塗り薬をもらいませんでした。ちなみに家にあるワセリンはステロイドが入っていると分かったので使えませんでした。

救急外来の病院にかかって二週間後に、あまりの痛みに皮膚科を受診しました。

ここで気になるのが「帯状疱疹の塗り薬はいつまで塗る必要があるのか?」ということですが、これは帯状疱疹の治り具合によって皮膚科の医師が判断することなので、一概に言えることではないようです。

私の場合は帯状疱疹になってから三週間を過ぎたぐらいまでは塗り薬を使用していました。

■帯状疱疹の痛み

■帯状疱疹の痛さのレベルは?

私の場合は右の背中(肩甲骨)と胸が痛いという症状でした。痛さは鈍痛でかなり痛い感じです。痛さのレベルを1~10のレベルで表現すると7~8ぐらいのの感じでしょうか。

ですが帯状疱疹が治るまでずっと痛いので、その間はロキソニンをずっと飲んでいました。
私の場合、痛み止めをのまなくても我慢できるような痛みかもしれなかったですが、ロキソニンを飲まないと仕事や私生活に支障が出ると感じたので、痛みが出た際にはロキソニンを飲んでいました。

帯状疱疹の疱疹のカサブタが治りはじめたぐらいが私は痛みが酷かったです。疱疹のあった場所が強い赤身が帯びたようになり、ひどい時には服がこすれただけでも結構な痛みが走りました。

ちなみに帯状疱疹になってから二週間ちょっと過ぎたあたりから、皮膚科で処方してもらった塗り薬と飲み薬を飲みましたが、全く痛みに対しては効きませんでした。

■帯状疱疹の痛みのピークは?

帯状疱疹の痛みのピークは、おそらく人によって全く違うと思います。私の場合は「帯状疱疹の疱疹ができる前の痛み」と「帯状疱疹の疱疹が治りかけの時の痛み」が一番の痛みのピークでした。

「帯状疱疹の疱疹ができる前の痛み」は痛みの原因が分かっていなかったこともあり、ロキソニンなどの痛み止めを飲んでいなかったので余計に痛かった可能性はあります。

また「帯状疱疹の疱疹が治りかけの時の痛み」は、それまでずっと続いていた帯状疱疹の鈍痛にプラスして患部皮膚の表面にビリビリとした痛みがプラスされたものだったので、非常に辛い痛みでした。またこの時はロキソニンを二週間ぐらい飲み続けたところだったので、ロキソニンも既に効いていなかったかもしれませんが、痛み止めが効いている感覚はありませんでした。

■帯状疱疹は治療薬を使用しても痛すぎる

私の場合は疱疹が出る前の痛みがかなり痛かったです。主に背中に鈍痛が発生し、その痛みがずっと続いたので、二週間以上ずっとロキソニンを飲んでいました。

さらに最初の痛みが発生した一週間後には首の右後ろから右後頭部にかけてズキズキとした偏頭痛が発生しました。酷い時には数秒ごとにズキズキした痛みがあり、ロキソニンが手放せない状態でした。(ロキソニンはそれなりに効き飲めば頭痛は収まりました。)

蛇足ですが、帯状疱疹になってから二~三週間ほどは、ジャンプした時に帯状疱疹ができた側じゃない方の内臓が痛かったです。

また疱疹が潰れた後には、鈍痛に加えて疱疹があった場所の表皮がチリチリとした痛みが始まりました。

あまりに痛みが酷くなった為に、その段階で皮膚科に受診しましたが、どうやらもう一週間早く行った方が良いということを医師から言われました。

その時皮膚科で「塗り薬(炎症を抑え、細菌を殺し感染を治療する薬、アンテベート軟膏とセビアックス油性クリームの混合薬)」と「飲み薬二種(しびれや痛みなどの末梢神経障害を改善するメチコバール錠、痛み止めのノイロトロピン錠))」を処方されました。

この薬で皮膚症状は改善されましたが、痛みの方は全くと言っていいほど改善されませんでした。

少なくとも薬を飲み始めて2日間は痛みで、目が覚める時があり十分な睡眠をとることができませんでした。

また、服の表面が肌とこすれるだけでも痛かったので日中も痛みが気になって仕方がありませんでした。ちなみに痛みとしては、ひどい火傷をすると水ぶくれができて皮がめくれると思いますが、皮がめくれた後の痛みに似ています。その痛みがずっと続くので正直日常生活には支障が出てきます。

薬を飲み始めて4日目の経過ですが、薬の効果を全く感じることができませんでした。逆に痛みがましているように感じます。痛みの症状としては帯状疱疹の治りかけの箇所の焼けるような痛みと、服が触れるだけで結構な痛みを感じることがあります。夜も痛くて寝れないまではいかないですが、痛みで目が覚めることもあり、睡眠の質は確実に下がっている印象です。

■帯状疱疹後神経痛だと思ったが違ったみたい?(私の場合)

私の場合は疱疹がかさぶたになりかけてきた際に、帯状疱疹ができたいた部分の表皮の痛みが出てきました。
症状として表皮がピリピリ(チクチク)する痛み(痒み)例えると火傷をして表皮が剥がれたような状態の痛みに似ています。

また、元々あった鈍痛のような痛みも治っていないので、同時に二つの痛みがある状態で非常に違和感と不快感のある痛みがずっと続いている状態です。(今記事を書いている時が現在進行形です。)

ちなみに私に「帯状疱疹後神経痛」らしき痛みが出てきたのが、帯状疱疹と思われる鈍痛が発生してからちょうど二週間後ぐらいになります。
(帯状疱疹の症状や痛みや、帯状疱疹後神経痛の症状は人によって全く違うそうなので私の症状の紹介がどれぐらい役に立つのかわかりません。)
正直なところ、この痛みがいつまで続くのか非常に不安に思っています。

あまりにも帯状疱疹の鈍痛と表皮がピリピリ(チクチク)した痛みが酷くなったので、帯状疱疹の痛みが出てから約17日ほどたった時に仕事中でしたが会社に時間をもらって皮膚科へ診察してもらいに行きました。

私の場合、帯状疱疹の疱疹が出た際に祝日だったこともあり救急外来で診てもらったこともあり、どやら皮膚科の先生ではなかったようです。
その為「初期治療はちゃんどできているけど、その後の治療がうまくできていない」というような趣旨のことを先生に指摘されました。

私の表皮がピリピリ(チクチク)する痛み(痒み)は、帯状疱疹後神経痛と呼ぶのは時期早々だったようです。

ちなみに三週間~四週間より後に、ピリピリなどの痛みが残る場合は「帯状疱疹後神経痛」のようです。

私の場合帯状疱疹になって二週間以上経過していますが、まだ三週間経過していないので
この痛みが「帯状疱疹後神経痛」と呼ぶのか微妙なところです。

【追記】
帯状疱疹の治療を開始して一ヶ月経過しましたが、まだ結構痛みが残っています。皮膚科の先生からは一ヶ月経過して「新しい症状が出てきたら、帯状疱疹後神経痛なので病院にきて下さい。」と言われましたが、新しい痛みの症状ではないようなので、まだ病院に行っていません。

■帯状疱疹と五十肩の痛みの症状は似ている?

私自身は五十肩になったことがないので、帯状疱疹と五十肩の痛みが似ているかが分かりませんが、五十肩の痛みは最初は片方の肩が痛くなることが特徴の一つということです。

対して帯状疱疹も最初は体の左右どちらかに、痛みが出てきます。私のの場合もそうですが、最初肩(肩甲骨)と胸に痛み鈍く強い痛みが出たので、今から考えると五十肩を疑ってもおかしくありませんでした。

ちなみに帯状疱疹の場合の痛みは、チクチク、ズキズキ、ズキンズキン等症状は人それぞれです。

背中や肩に帯状疱疹ができた場合には五十肩と同じように痛みで夜も眠れないことがあります。私自身も帯状疱疹ができてから三週間は夜寝る前にロキソニンを飲んで寝ていました。

そうしないと、痛みで夜眠れなくなってしますからです。ですが、ロキソニンも長い期間継続して飲んでいると痛み止めの効果がなくなってしまうのか、薬を飲んでも痛みが消えないことも多くありました。

■「帯状疱疹の疱疹は潰すな」と言われる理由

「帯状疱疹の疱疹は潰すな」と言われます。私も帯状疱疹になった際には疱疹は潰さないように医師に言われました。

その理由は疱疹を潰すと雑菌が入り感染症を引き起こす場合があるからだそうです。私の経験ですが疱疹は自分でつぶさなくても、いづれ勝手に潰れるので、そのままにしておいた方が色々と楽だと思います。

ですが疱疹が潰れると当然のことながら服が汚れてしまうので、疱疹が大きくなってきたら疱疹部分をガーゼで覆うことをオススメします。また、ガーゼで覆っていた場合に疱疹が潰れるとガーゼが患部に引っ付いてしまう可能性が高いので、ワセリン等の塗り薬を多めに塗っておくことをオススメします。

■帯状疱疹の安静期間や治療期間

私が皮膚科に受診したのは、帯状疱疹になってから二週間以上後になりますが、その時に初めて医師の方より、安静期間の話を聞きました。

帯状疱疹になった際の安静期間は、帯状疱疹になってから二週間だそうです。この期間は十分な睡眠と十分な休養が必要だそうです。また、この期間は残業などは控えた方が良いそうです。

私の場合は仕事が比較的忙しい時だったので、残業をしないということはできませんでしたが、できるなら職場の方々から理解をもらって残業しない方が良いでしょう。

また、帯状疱疹の治療期間ですが、当然のことならが個人差があるようです。軽症の方は一ヶ月もすれば完治するでしょうが、症状が重い方は帯状疱疹後神経痛が何年も残るそうです。

ちなみに私は治療を始めて一ヶ月を経過しても帯状疱疹が治っておりません。「この痛みは本当に完治するのだろうか?」と疑問を持ち始めているところです。

※現在画像を準備中です。
※病院でもらった資料参照

■帯状疱疹は早期発見が重要

「帯状疱疹は早期発見が重要」と言われますが、もしも帯状疱疹が背中だけにできた場合には自分では見ることはできないので、早期発見は難しい場合も多いと思います。

私の場合も、帯状疱疹前の痛みで休日が寝たきり状態でしたが、あまりに痛みが酷いので家族に肩甲骨あたりの痛い箇所に湿布を貼ってもらうことにしました。そして、その時に疱疹を見つけてもらうことができました。

ちなみにインターネットなどを見ると疱疹を見つけたら三日以内に皮膚科に受診するようにという記述が非常に沢山見つけることができます。

私自身が帯状疱疹になった経験から言わしてもらうと、帯状疱疹をみつけたらすぐに皮膚科か救急外来病院に行った方がいいと思います。

なぜなら、帯状疱疹の処置が遅くなるとその痛みがずっと長引く可能性があるからです。私自身その痛みもさることながら「この痛みが帯状疱疹後神経痛として続くのではないか?」という心配から、ずっと不安を抱いた状態でした。

「この痛みが良くなるはず」と希望的な感情を抱けないことは精神衛生上非常によくない状況です。

つまり「今までと同じ日々のストレス」+「帯状疱疹の痛み」+「痛みが続くのではという不安」+「痛みで夜眠れない」

上記の状況は非常にストレスフルな日常になっていきます。帯状疱疹は治療が早ければ早いほど重症化する確率が低くなっていきます。「帯状疱疹かも」と思ったらすぐに皮膚科にかけこむことをオススメします。

■帯状疱疹になったら食べてはいけないもの

私自身も帯状疱疹になってから食べてはいけないものを調べましたが、何を食べても良いようです。ですが、病院で私が処方された飲み薬「アメナリーフ」はグレープフルーツを食べてはいけないということを処方された際に言われています。

ちなみに帯状疱疹を早く治す為にバナナを食べると良いらしいです。その理由はバナナには免疫細胞のエネルギー源になる糖質が多く含まれており、なおかつタンパク質の代謝に必要なビタミンB6やビオチンが多く含まれているからだそうです。

■帯状疱疹とヘルペスの違い

そもそも私はヘルペスについてどういう病気かしりませんでしたが、今回、帯状疱疹にかかった際にヘルペスの情報も多く目にする結果となりました。

そもそも帯状疱疹はヘルペスウィルスの一種であるようです。ヘルペスウィルスには下記の種類が存在するそうです。

・水痘・帯状疱疹ウイルス
・単純ヘルペスウイルス1型
・単純ヘルペスウイルス2型

帯状疱疹は背中、腹、胸などに帯状に疱疹が発生しますが「単純ヘルペスウイルス1型」は顔など「単純ヘルペスウイルス2型」は性器にできると一般的に言われています。

■帯状疱疹は何度もなる?

私は帯状疱疹になってから職場の帯状疱疹になった数人の人から帯状疱疹になった時の状況を聞いてみました。

その中の一人は複数回帯状疱疹になったという人もいました。その人の帯状疱疹はあまりひどくなかったようで、チクチクした痛みがあったようですが、酷い痛みはなかったようです。

その為、帯状疱疹がだいぶ良くなってから病院に行ったそうで医師に「もっとはやく病院に来て下さい」と言われたそうです。

ですが、私が診察の際に医師の方に聞いた話では帯状疱疹に二度なることはほどんどなく、二度なる人の確率は帯状疱疹になった人の5%ぐらいだということでした。(ネットで調べたら6%というデータもありました。)

■帯状疱疹、症状の写真

帯状疱疹 背中 画像

※現在画像を準備中です。

■帯状疱疹の治りかけ画像

※現在画像を準備中です。

■帯状疱疹の発疹(疱疹)が出ないなんてあるのか?

まれに「帯状疱疹でも発疹が出ない」場合もあるようですが、発疹や疱疹が出ないと帯状疱疹と診断できないはずなので、その場合どのように帯状疱疹と診断するのか全く不明です。

今回帯状疱疹前の痛みに我慢できなかったり、いつまで続くかについて、帯状疱疹の情報を調べたのですが医者の方がご自身で帯状疱疹になった場合でも疱疹が出ないと帯状疱疹と判断できないといった体験談を見つけることができました。

また他の方の経験談として帯状疱疹前の痛みを病院で診てもらったが、疱疹がないと帯状疱疹と診断されず「病名不明」や違う病名で診断される場合が非常に多いようです。