歯磨き粉の研磨剤

歯磨き粉に入っている研磨剤の役割は主に歯に着色した成分を落とす目的である事がほとんどです。その為歯に着色がおきにくい子供には研磨剤入りの歯磨き粉を使用する必要はありません。

また一般的に市販用の歯磨き粉は研磨剤が多く入っているという指摘があります。それに対して歯医者で販売されている歯磨き粉は研磨剤が余計に入っていないものが多いので、歯の健康を考えた時には歯医者で販売されているような歯磨き粉を購入するのも良い方法でしょう。

子供の歯はデリケート

また子供の歯ですが、乳歯は永久歯に比べて硬さが十分ではありません。さらに永久歯に関しても生えたての永久歯はまだ大人ほどの硬度を持っていません。

つまり大人用の研磨剤が入った歯磨き粉を使ってしまうと歯の表面が削られてしまい、かえって虫歯になりやすい状態になってしまうのです。

特に女性の場合は男性に比べて歯が柔らかいと言われています。もとも女性の場合はカルシウムが溶け出しやすい体質なので、歯に関してもどうしても男性よりも歯が柔らかくなる傾向があります。

そのような理由で女の子のお子さんに関しては特に研磨剤入りの歯磨き粉を使用して大切な歯を傷つける事がないように気をつけるようにして下さい。

子供用の歯磨き粉がお勧め

このように考えると、子供が使う歯磨き粉は子供用の歯磨き粉を使用する事が一番である事が分かります。子供用の歯磨きは研磨剤が入っていない事がほとんどですので、子供用の歯磨き粉を選んで丁寧に歯磨きをするように心がけましょう。

また子供用の歯磨きを使用するのと同時に歯ブラシに関しても子供用の毛が柔らかい歯ブラシを選ぶ事が重要です。なぜならば子供の歯が十分な硬度がない事も理由としてありますが、大人に比べて子供は歯茎も柔らかい事が理由となります。

歯の健康は、その土台である歯茎が支えてくれていると言っても過言ではありません。そう考えると歯茎のケアも考えたブラッシングを心がける事が重要です。