■確認すること
【1】会社に入った目的と現在の課題を確認する
あなたが一番最初に会社に入った時に持っていた目標を再度確認しましょう。
その目標をどれぐらい達成できたのか、を客観的に判断して下さい。
もし給料を貰う為だけに会社に入社したという方の場合でも、目標としていた給料額に達しているか等も確認するようにしましょう。
【2】もし会社を辞めた場合には経済的には大丈夫かを確認する
もし会社を辞めて次に働く会社がなかなか見つからなかった場合に備えて貯蓄の状況を確認しましょう。
次の会社が決まっていない場合には、半年~1年ほどはなんとか暮らしていけるぐらいの貯蓄が欲しいものです。
■対処法
【1】冷静になるまで時間をおく
仕事を辞めたいと思っている時は精神的に疲れている場合が往々にしてあります。
ですがこういう状態の時に将来の判断をした場合には、後々後悔する場合が多いと言います。
もし「会社を辞めてやろう」と思ったとしたら、今自分自身が精神的、肉体的に疲れていないか確認しましょう。
もし精神的にかなり追い詰められていた場合にはクールダウンする期間を設けるようにして下さい。
【2】次の就職先を決める
あなたの状況や職歴によもよりますが、今の時代は再就職が難しい時代です。
もし会社を辞めてから、次の仕事が決まらない状況だと「会社が辛くて辞めたはずなのに、辞めた後も辛い状況が続く」という救いようのない状態に陥るリスクがあります。
難しい事かもしれませんが、できる事なら転職先を決めてから会社を辞めるようにして下さい。
【3】会社に迷惑がかからないように辞める
実に世間は狭いものです。
特に同じ業界の中では、どの人とどの人が繋がっているのか全く予想がつきません。
いままでお世話になった事に感謝しつつ「飛ぶ鳥後を濁さず」の精神で会社を去るようにしましょう。
ですが、自分の意思や意向とは無関係に会社との関係がこじれてしまう場合があります。
そう言った場合にはしょうがないと思って諦めて、次の世界に飛びだしましょう。
ちなみに「労働環境が悪かった等」で会社を訴えたりするのは賢い選択ではありません。
あの人は会社を訴えた事があるという烙印をおされると、将来、就職する時にどれだけ悪い影響を与えるか分かりません。
自分自身の名前はあなたの人生のブランドだと考えて、そのブランド価値を下げると思われる行為はしないようにしましょう。