最近では職場でよく問題となる「パワハラ」。
私自身も仕事が忙しい時期に、無理にお酒に誘う上司がいて困った経験がありました。
こんな時の上司の言い分は「誘われるだけありがたいと思う必要がある」という当時の私には理解ができかねるものでした。
この上司の考え方は、今考えると理解できる部分もありますが、その言い回しに関しては部下から反感を持たれても仕方がないと今でも思います。
例えば「人からお酒に誘われるのは君が必要とされている証拠だよ」というように言えば、部下も悪い気はしないはずです。
ちょっと話がそれてしまいましたが、ここから本題です。
最近こんな話を耳にしました。
「後輩に本を貸して感想を求める先輩がいる」というものです。
この話も状況にもよると思いますが、仮に後輩が求めていないのに「後輩に本を貸して感想を求める」というのはパワハラになるのではないでしょうか。
例えば、後輩に尊敬されるような上司が「この本は今の君の参考になると思うよ」とそっと手渡すのはOKでしょう。
ですが「この本を貸してあげるから感想を聞かせなさい」というニュアンスだとNGですよね。
こういう上司は「部下に対する配慮がない人」と言えるでしょう。
こういう「部下に対する配慮がない上司」から本の感想を求められた際の良い対処法を見つけたのでご紹介します。
それは「借りた本をアマゾンで検索して、その本のレビューをそのまま上司に伝える」というものです。
ですが、こういう上司の場合にはさらに色々感想を聞いてくる事も考えられます。
そういう時に臨機応変に対応できそうにないタイプの人は、下記の方法も合わせて行えば完璧でしょう。
◎本の目次に目を通して、本の概要を頭に入れておく
◎本の目次を見て、自分の興味のある部分だけ読んでおく
◎その上司が好きそうだと思われる部分を読んでおく
人生の時間は有限です。
パワハラ上司に自分の時間が奪われないように、上記のように賢く立ちまわる事も一つの選択肢ではないでしょうか。