
【はじめに】国分太一 会見(2025年11月26日)
速報:元TOKIO国分太一さん 弁護士会見 人権救済申し入れへ
まずは上の動画で、2025年11月26日に行われた 国分太一 氏の会見映像をご確認ください。紺色のスーツに眼鏡姿で登場した氏は、冒頭で自身の言動により傷つけた可能性のある当事者、関係者、スポンサー、ファンらに対し「心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。
会見は午後2時から行われ、氏が公の場に姿を現すのは、活動休止後初となります。動画を視聴することで、声の調子、表情の変化、会見場の空気感など「文字では伝わりづらいニュアンス」を直接確認できます。
【動画】国分太一氏の記者会見、質疑応答、ノーカット
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国分太一氏の記者会見、質疑応答、ノーカット全文
弁護士(小田氏):それでは、あの、ご質問がある方からは、あの、ご質問を受けたいと思いますが、今、あの、説明申し上げた通り、あの、こちらで説明できる範囲が制限されていることもご理解していただければと思います。では、質問ございますでしょうか? はい、どうぞ。
記者(東京新聞・川上氏):えっと、東京新聞の川上と言います。え、今日の週刊文春のオンライン版でですね、え、ま、え、『ザ!鉄腕!DASH!!』のスタッフの女性の方に関する問題だということが、ま、出ていたんですけれども、ま、それに関して、ご説明いただけることはありませんか。
弁護士(小田氏):えっと、その点に関しては、あの、コンプライアンス違反の内容に関わる問題だと思いますので、冒頭申し上げた通り、誠に申し訳ありませんけども、日本テレビから、あの、ま、制限されておりますので、今の段階では、あの、説明は控えさせていただきます。申し訳ありません。
記者(社名/氏名不明):他に、はい、どうぞ。(社名/氏名不明)お願いします。その6月にその日テレから、ま、番組の打ち合わせということで、あの、日テレに、あの、ま、伺って、それ、あの、聞き取りがあって、その場で降板を伝えられたとのことだったんですけれども、あの、国分さんにとってはかなり突然の出来事だったと思いますが、改めて、あの、その時のお気持ち、聞かれた時の気持ち、それから降板を伝えられた時の気持ち。はい。ご説明。はい。
国分氏:当初は、え、編成局長が、それから『ザ!鉄腕!DASH!!』のプロデューサーが、あ、ごめん、すいません。制作局長と、え、日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』のプロデューサーが新しく変わりますので、ご挨拶したいです、ということで日本テレビに伺いました。制作局長の方と少し会話をした後に、コンプライアンスについて二つ伺いたいことがあるという風に言われ、コンプライアンスの方、それから弁護士の方が現れ、そこで突然の聞き取りが始まりました。その聞き取り後、役員の方が来られ、そこで降板を告げられました。
国分氏:突然の聞き取りということもあり、え、かなり動揺し、緊張して何が始まるんだろうっていうそんな気持ちで聞き取りが始まりました。とても冷静ではなかったような気がしています。それでもなんとかこのような状況をしっかりと受け止めて、受け止めなければいけないと思い、スマホの録音機能を回しましたが、その行為を弁護士の方に見つかり、削除するように言われました。その削除の理由は「プライバシーを守るためなのでご了解を得たい」ということで、その場で削除することしかできませんでした。その後、コンプライアンスの方から「何か思うことはこのノートとペンでメモってください」ということを言われ渡されましたが、先ほども言いましたが、突然の聞き取りで緊張、それから不安、色々あり、手が震えて何も書けなかったことを覚えています。そして執行役員の方からその場で降板を告げられました。
国分氏:そんなことがあるなんていうのはもう頭の中に全くなかったので、頭が真っ白になってしまい、「番組はどうなるんだろう。メンバーに大変迷惑をかけた他のテレビ局の皆さん、スポンサーの皆さんにどうしたらいいんだろう」という気持ちになり、その場で「本当に申し訳ございませんでした」。その言葉を言うのが精一杯でした。
記者(社名/氏名不明):はい。えっと、ここからの質問は、あの、あの、事案の内容についてはいいんですけれども、あの、ある程度の説明だと国分さんにも、ま、思いがあって、えっと、ということだったんですけれども、ま、あの、現時点の段階で、その降板処分の妥当性については、あの、ご自身納得されている、それともその不服を申し立てたい気持ちはありますでしょうか。今回の処分に関して、降板処分に関して。はい。
国分氏:はい。えっと、今現在、答え合わせができてない状況であります。心当たりあることに関しましては、この場をお借りして、え、傷つけた可能性、それから嫌な思いをさせてしまったかもしれませんので、この場を借りしてお詫びしたいと思います。処分の重さに関しましては、あの、私の立場から、え、お答えすることはできないと思っています。
弁護士(小田氏):あの、私の方からちょっと補足させていただきますと、あの、要するに処分に該当する具体的な事実が何かということについて、ま、あの、国分さんの答え合わせという言い方ですけれども、あの、知られていないと。それで、コンプライアンス違反とか、ま, ハラスメントの事案の認定というのは一般的には相手方がどう受け取っているかというのが重要なところですけれども、その点に関して日本テレビから、え、関係者が国分さんの行動をどう受け取ったかに関する説明をいただけていない状況です。従って、あの、国分さんの思い当たるところもあるし、または逆に常識が欠けていたために思ってもいなかったようなことが認定されてるかもしれないということも全て含めてトータルで何がコンプライアンス違反と認定されてるのかってのがよく分からないので、え、処分が妥当であったかどうかっていうのはちょっと判断できない状況かなという風に思っています。
記者(社名/氏名不明):最後に一つだけ、あの、先日のあの人権救済の申し立ての前後で、あの、日テレ側からは、あの、結構強い文言、ま、国分さんの自己保身とか、ま、関係者のプライバシー侵害にする、みたいな割と強い文言での、あの、書面も、あの、あったかと思うんですけれども、改めて、その降板が公表されて以降のですね、日テレの対応に、あの、思うことを、あの、少しお聞かせしてもらえますか。はい。
国分氏:もうずっとお世話になってきた日本テレビさんにはお詫びを申し上げたいという思い、それから当事者の方には謝罪をさせていただけるのであればどういう形を取るのがいいのか、それからこの本事案に関することの答え合わせ、それから対外説明をできる説明責任をしっかりできるように協議していきたいという気持ちは今も変わらないです。先ほども言いましたが、対立する気持ちは全くありませんので、なんとかこの思いを分かっていただけたらなと思っております。はい。
記者(エンカウント・矢野氏):はい。じゃ、どうぞ。はい。エンカウントの矢野と申します。ちょっとあの状況的にですね、あの、その場で説明した後に執行役員の方から、え、降板を告げられたということは、国分さんが、ま、明かしたことが、いわゆる日本テレビ側がそれを、ま、認めたということで、え、降板という判断をしたという想像ができるんじゃないかと思うんですね。なので、いわゆる自分がやった行為について日本テレビと答え合わせるっていうことを繰り返されてますがある程度想像がつくんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。
弁護士(小田氏):ま、その点も先ほど申し上げましたけども、あの、思い当たる部分っていうことの、思い当たる内容のそのトータルの評価っていうのは分からないわけです。(会場の雑音)相手方の事情とか気持ちの認定っていうのが、え、どういう風にしてるのか分からない。それから、あの、国分さんが思いもよらないことをしていたことも認定してるかもしれない。だとそのことをトータルで含めて、あの、答え合わせ、ま、処分該当事実を明示していただく。で、それは公表して欲しいと言ってるわけではなくて、こちらに明らかにして欲しいってことなので、そこがあの気持ちの悪い状態のままで「思い当たるかもしれないし、それは多分当たるかもしれないけどもどうか分からない」っていう状態が続いているっていうことでご理解いただければと思います。
記者(社名不明):はい、どうぞ。(社名/氏名不明)と申します。あの、それで、小田さんもあの先ほどおっしゃってますけど、聞き取り突然呼ばれて、あの、ま、あの、ま、降板まで一気に言ったという話でしたけれども、あの、日本テレビ側は、あの、その一連の対応についてですね、あの、ま、ガバナンス評価委員会というのを作って、あの、結果的には適切だったという風にですね、あの、あの、評価し、ま、評価してるんですけれども、あの、その際に、あの、この評価委員会がですね、ガバナンス評価委員会が国分さんには、ま,調査としては聞き取り、あの、(評価委員会として)なんですけど、あの、国分さん自身には聞かなかったということも事実だと思うんですけども、それらも含めてその日テレさんの対応については、その当日の突然の、と、あの、主張されてる聞き取りも含めてですね、改めてちょっとその、適切だったと評価してることにお考えを教えていただきたいんです。
国分氏:コンプライアンスの聞き取りという部分では、私が受けたのはこのぐらいしかないということで、これと何を比べたらそういう風になるのかは正直分からないところであります。ただ、答え合わせができていない状態ではありましたので、私もガバナンス評価委員会の意見書というのを何度か拝見しました。もしかしたらそこに答え合わせに近いものが書いてあるのか、書いてあるのではないかと。それと、日本テレビさんが掲げるコンプライアンス検証、人権救済という部分の文言も読みました。しかし、自分1人ではそれをもって答え合わせをすることがやっぱりできませんでした。その部分を小田先生ともお話をさせていただき、私は答え合わせをしたい。
弁護士(小田氏):小田としては専門的なことを質問、日本テレビさんにしたいというような主張になっています。はい。私から、ま、少し補足させていただきますと、あの、人権救済申し立て書にも書いたんですけども、手続きの適正性が欠けていたんではないかというところがあります。呼び出しの方法、ま、呼び出しの方法についても、あの、あらかじめ告知すると、ま、あの、動かれると困るからっていうことは日本テレビさんはおっしゃってますけども、ま、それにしても、あの、突然呼ばれてその1回だけで、あの、結論出されてしまった。それから、あの、ま、その聞き取りをしたコンプライアンス担当が「認めました」というだけで、本当にコンプライアンス違反、え、ハラスメントの事案の認定ができるのかというところに、あの大きな疑問を持ったものですから、ま、人権救済申し立てという形で第3者の判断を仰ぎたいと。で、申し立て書の中でも書いてますが、ガバナンス評価委員会の人の偏ってる、私から見ると偏ってるんではないかと。その点も、ま、あの、第3者である日弁連に判断していただきたいなという風に思っております。
記者(朝日新聞・松本氏):はい、どうぞ。朝日新聞の松本と言います。国分さんがその、と、弁護士さんに、あの、この件について相談をされようと思われた、その、ま、事案があって、あの、活動停止になって、その後、あの、ま、弁護士さんのところの、ま、門を叩くまでの経緯というか、どうしてその弁護士さんにご相談されると思ったんでしょうか。はい。
国分氏:はい。少し、あの、私の事情もちょっとお話しさせていただいてもよろしいでしょうか。日本テレビさんから、え、番組降板を告げられ、福田社長による会見があり、数日、数日後に、え、全てを失いました。え、それを受け止めるような器が自分にはなく、え、普段の生活をすることもなかなか厳しい状態になり、専門家による指導を受けながら1ヶ月近くかけて回復をしてきました。その心の回復の中で、やはりこの事案に関して色々と考えていく上で自分自身に限界を迎え、そして知人の紹介で小田先生を紹介していただき相談させていただくに至りました。その相談の中からこのような形になってます。ありがとうございました。
記者(社名/氏名不明):あの、ま、こうしたその、ま、えっと、日本テレビさんとの交渉ごなど、ま、あの、事務所を通して、あの、交渉されなかった理由というのはどうしてでしょうか。
国分氏:えっと、メンバーに対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、と、番組降板を告げられたのは私であり、番組継続する2人に対しましては、やはり株式会社TOKIOとして対応することは2人に迷惑をかける。それからSTARTO社との関係も、日本テレビさんと後輩たちの番組色々あると思い、誰にも迷惑をかけられない状況はどういう形がいいのかということで私個人で小田先生にご相談させていただきました。
記者(社名不明):ありがとうございます。はい、どうぞ。こんにちは。(社名不明)です。よろしくお願いいたします。えっと、先ほど、TOKIOについて感謝を述べられるくだりだと思うんですけれども、あの、解散について、ま、メンバーで意思確認し合ったとのことなんですが、あの、ま、どのような話し合いをされたのかというところをお伺いします。はい。
国分氏:はい。ま、今回この降板をメンバーにまずは伝え、その数日後にスポンサーさん含めた対応を2人にはお願いし、迷惑をかけ続けている中で3人で前々から話していた「誰か1人が欠けたら解散」というその言葉をやはり1番にメンバー3人が思い、そしてこのような形になりました。先ほども言いましたけれども、番組降板を告げられたのは私だけであって、2人は『ザ!鉄腕!DASH!!』を続けるということもあり、TOKIOという名前がついていたら、やはり視聴者の皆さんも何か複雑な思いで番組を見てしまうのではないかということで、TOKIOという名前を(グループ名として)取ることを私は選択しましたが、何よりずっと応援していただいたファンの皆様には突然の解散理由を(私の口から)語ることが、5ヶ月間できなかったのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
記者(社名不明):今回のことを伝えた、あの、お2人の反応っていうのはお話いただけますか。
国分氏:今回のあの経緯となってしまったということはい、答え合わせができていない状況の説明しかできてないことに私としては本当に申し訳ない気持ちであります。ただ、その中でも先ほども言いましたけれども、解散したけれども「メンバーはメンバーだ、共に歩んで行きましょう」という温かい言葉を頂いてるので、本当に誇りに思います。
記者/司会:(社名不明)が聞きました。はい、ありがとうございます。はい、どうぞ。
記者(集英社オンライン):すいません。集英社オンラインです。あの、その話し合いがあった日のことで、執行役員が出てきた前後のことをもう1度お尋ねしたいんですけど、その聞き取りに対して国分さんが、えっと、非を認めるような趣旨のことを、え、執行役員が出てくる前に少しでも日テレさん側に伝えられたということですか。
国分氏:えっと、先ほども言いましたが、思い当たることに関しましてはお伝えしております。ただ、答え合わせに関しましてはできていないと思っていますので、その協議をこれからもさせていただけたらと思っております。
記者(集英社オンライン):では、思い当たることを日テレさん側にお伝えした後に執行役員が出てこられて降板を告げられたということと、ご自身が思い当たることは降板に値するようなことだと思われましたか。
国分氏:先ほども言いましたが、私の立場からそれをお答えするのは違うと思っております。
記者(集英社オンライン):もう1つだけ。じゃ、あの、降板を告げられた時、その場で「それはあの納得します」というのはご自身がお伝えになったんですか。
国分氏:えっと、それも先ほども言いましたが、かなり動揺していて、(当時の状況を考えると冷静ではなかった)とはい。あの時あまり記憶の中ではコンプライアンスの方、弁護士の方2人、それから執行役員の方で私1人だったような気がするのですが、そのような状態で突然降板ということで、全く想像もしてなかったことと、本当にたくさんの人に迷惑をかけてしまうということから、お詫びした記憶はあります。
記者(集英社オンライン):では、そのお詫びの内容は、ご自身の、え、行動に対するものというよりも、今後起きる迷惑、迷惑を起きてしまうかもしれないという、そこに対するという面が大きいという認識でよろしいですか。はい。
国分氏:はい。それもかなりあると思いますが、えっと、30年以上日本テレビさんにはお世話になり、今の私がこのようになったのも日本テレビさんのおかげだと思い、間違いなくご迷惑をおかけしてると思い、そのことを伝えたと思います。ありがとうございます。
記者(テレビ社名不明):ありがとうございます。他に、ご質問ございますか。はい、どうぞ。すいません。(テレビ社名不明)です。あの、今日のこの記者会見をするにあたって、あの、事前に、え、城島さん、ま、松岡さんにお話をされたことはあるのか。あと、(会見の)内容を事前に共有することもしていないとして、最後に、この直近でお2人と話した時、どういうことを話されたのか。また改めてお2人に何か伝えたいことは。
国分氏:メンバーには昨日(会見を)やりますということをお伝えしました。ま、この5ヶ月間、私から公の場で語ることがなかった。それでも『ザ!鉄腕!DASH!!』は継続して、かなり複雑な思いでお仕事をしていたと思います。その中で、メンバーには本当に申し訳ないということを伝えましたが、メンバーからは「今の思いをしっかりと伝えてきてください」という温かい言葉をいただきました。え、2人とも連絡も取ってますが、時間が合う時には会って、これからのこと、これまでのこと、色々と話す時間を作ってもらっています。あの、突然の解散となり、メンバー2人もその余韻に浸ることなく、各方面の対応をしなきゃいけない状況でありました。それでも、対応してる時にお会いする方たちの一言一言を私にしっかりと伝えてくれております。本当に感謝しかありません。
記者/司会:はい、そろそろよろしいでしょうか。はい、じゃあ、あとあと1社でよろしいでしょうか。(社名/氏名不明)、はい。
記者(社名/氏名不明):あの、(文春の報道)そのご覧にはなってる?(国分氏へ)いや、正直見れていません。(国分氏の答え)はい。すいません。ま、答え合わせが、ま、仮にできたとして、ま、謝罪もできたとしたら、今後そのタレント活動っての続けたいっていう意思はあるんですか。
国分氏:あの、今正直、本当に考えられない状態です。あの、順番的には対外的な説明とお詫びをさせていただけてない、他のテレビ局、スポンサーの皆様を含め、しっかりと説明責任をすることが必要だと思っています。そのためにも、やはり答え合わせをし、どこまで話をできるのかというライン決めを日本テレビさんとやはり協議していきたいと思います。その先に何か考えられる要素が出てくるのかもしれませんが、今現在は何も考えられておりません。
記者(社名/氏名不明):その活動休止という状態が続いてますけども、引退っていうのは頭の中にもちろんよぎりましたか。そこ踏みとどまったの理由はなんかあったんですか。
国分氏:え、関係者や仲間やメンバーやたくさんの方からご意見をいただきました。(会場の雑音)当初は引退も考えましたが、(引退する)それだけではないアイデアをたくさんの方から頂いたので、今は活動休止という形を取らせていただいております。
記者/司会:えっと、あ、あとじゃ、2者でよろしいでしょうか。じゃあ、日刊スポーツ、松本です。
記者(日刊スポーツ・松本氏):あの、今日は解散にいたって昔のメンバーだった長瀬さんだった、山口さんだったり、その方々とはこれでやり取りや反応とかあるんでしょうか。
国分氏:えっと、はい。TOKIOは5人から始まりました。形は変わりましたが、5人でたくさんの、5人だからこそ見れた景色があり、2人は今形を変え活動を続けています。それでも、TOKIOはTOKIOだと僕は思い、そしてそのTOKIOという名前に泥を塗ってしまった。それに関しては本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。それと2人とのやり取りに関しましては、私の口からは控えさせていただきます。
記者(毎日新聞):あと一社。はい。すいません。だいぶ戻ってしまった質問なんですけど、毎日新聞の(氏名不明)、えっと、まだ答え合わせができていない中で、ま、謝罪もできていないということなんですけれども、ご自身の中でその、ま、もしかしたらこの行動が該当してるのではないかっていうに思い当たることはあって、実際説明されたと。じゃ、その方に対して、その第3者を連れて、例えば謝罪の意を伝えたいだとか謝罪の思いを伝えたっていうことはないですか。
国分氏:あ、それは、えっと、答え合わせのできていない状況が、ちょっと1番の理由になるかもしれないですけれども、えっと、そこを含めて、えっと、日本テレビさんとは協議をさせていただきたいということは、え、当初からずっと言ってることであります。直接的な謝罪がもし無理なのであれば、どのような形でお詫びを申し上げることができるかということも、協議の内容の1つに入っております。
記者(毎日新聞):あの、ただその答え合わせが、ま、先できた場合にご自身が説明された(非を)もしかしたら学のも触れた方がいいかもと説明した相手が、その答え合わせの中に含まれていなかった場合は、どうするのか。
国分氏:いや、いや、それはないと思います。ただ、先ほどから小田先生からもありますが、と、やはり(被害者の)感情という部分をしっかりとお話を伺いたいところがあります。はい。ただ、不快な思いをさせていることに関しては、どんなことでもやはり誠意を持ってお詫びしなきゃいけないと思っております。
記者(社名/氏名不明):よろしいですか。じゃ、えっと、じゃあ、まず、はい。えっと、答え合わせについてなんですけど、国分さんが答え合わせを、えっと、もしかしたらこう前に進んでいけるかもしれない一方で、被害者の方が、これは分からないですけども、その答え合わせがその国分さんにとってはできるかもしれないですけど、被害者にとっては、その中身っていうのはやっぱり、え、された側なので言って欲しくないであったり、そういったことも想定されるかなと思うんですけど、それについてはどういう風なお考えで。はい。
国分氏:あの、そこは、あの、逆にそういうことも含めて聞いた上で、どこまで、え、例えば謝罪するのかとか対外的に説明するのかっていうことも含めて日本テレビさんと協議したいっていうことなんですよ。だから、あの、先ほどのあの関係者への謝罪ということも、直接連絡はもう取るなって言われてるわけですよね。(会場の雑音)関係者とも、ま、あの、口外もしないようにっていう話なので、全部が制限されている状況の中で、どこまで、え、どういう風に謝罪するのかも含めて、日本テレビさんと協議したいということです。はい。
記者(社名/氏名不明):はい。じゃあ、ごめんなさい。すいません。最後もう一つだけ。えっと、先ほどこのコンプライアンスの研修もあの、色々受けられたという風におっしゃっていたと思うんですが、ま、そういう風な形でコンプライアンスの意識を深めていた中で、そのまた別の説明だった、国分さんがその思い当たることはあるとおっしゃった部分が、そのこと自体が今のご自身の基準で、それは思い当たることになるとお考えですか。
国分氏:あ、あの、それにに関しましては、小田先生、それから他の弁護士さんにご意見を伺いました。え、ハラスメントに該当する行為というような、えっと、ご意見をいただきましたので、えっと、反省を繰り返してるところであります。
記者(社名/氏名不明):それは、あの、弁護士の先生のそういう専門的なご意見もそうですけれども、そのご自身の感覚的なところで、その今色々研修受けられた上で。はい。感覚的にどうですか。
国分氏:そうですね。えっと、先ほど外部専門家によるコンプライアンス研修を、え、受けさせていただきました。それは皆さんも多分研修を受けている内容と同じ内容だと思います。え、そこで、やはり今まであまり私はそういうことをしてこなかったので、ま、立場と、えっと、その環境にあぐらをかいていたということ、それから時代のアップデートをあまりしてこなかったということを痛感いたしました。
弁護士(小田氏):はい。よろしいですかね。はい。ありがとうございました。えっと、今国分さんからご自身のお気持ちをお伝えしましたけれども、あの、日弁連に人権救済の申し立てを行ったものの、え、正直、手続きとしては、あ、向こう何年かかるということが予想されます。え、日本テレビさんには是非、あの、国分さんの気持ちを汲み取っていただき、え、早急に協議に応じていただければなという風に切に思っております。え、皆さん、本日はどうもありがとうございました。
国分氏:どうもありがとうございました。
国分氏:すいません。失礼します。どうもありがとうございました。どうもありがとうございました。
会見の要点 ― “5分で分かる”主要ポイント
以下は会見で語られた主な内容を、重要度の高い順に整理したものです。
- 謝罪と反省の言葉
「本当に申し訳ない気持ちで毎日過ごしてきた」「私の行動で傷付けた方に、心からお詫び申し上げます」 - 活動・仕事関係者、スポンサー、ファンへの謝罪
番組関係者、制作スタッフ、スポンサー、そしてファンに対し、弁明できないまま番組降板や契約解除に至ったことへの謝罪を述べた。 - 自分自身への苦悩と告白
「何がコンプライアンス違反とされたのか答え合わせもできないまま」「環境の激変についていけず、自分をコントロールするのが難しくなった」という胸の内を吐露。 - 家族・仲間への思い
元所属バンド・グループのメンバーおよび家族に対し、「家族の日常を奪ってしまった」と涙ながらに謝罪し、グループメンバーへの感謝も口にした。 - 現時点での“答え合わせ”要求
過去のコンプライアンス違反として処分された原因について、何が問題だったのか明示されておらず、自身での説明機会を強く求める姿勢を見せた。
会見の背景とこれまでの流れ ― なぜ“今”このタイミングで?
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年6月20日 | 所属番組 ザ!鉄腕!DASH!! を降板。複数の「コンプライアンス上の問題行為」があったとされるが、詳細は非公表。 |
| 同年6月下旬 | 所属グループ TOKIO の解散および、芸能活動の無期限休止を発表。 |
| 2025年10月23日 | 国分氏の代理人が、所属先である 日本弁護士連合会(日弁連)に対し、人権救済の申し立てを行った。処分の根拠説明がなかったことを問題視。 |
| 同月27日 | 所属先である 日本テレビ 側は「最終意見書」によって対応の正当性を主張。日弁連への申し立てに対し「戸惑っている」と表明。 |
| 2025年11月26日 | 国分氏が自身として謝罪・説明を行うための記者会見を実施。これが活動休止後、初の公の説明となる。 |
このように、処分発表から約5か月を経ての会見であるため、多くの関係者やファンが「何が起きたのか」を改めて確認したいという関心が高まっていたと見られます。
会見で語られた言葉 ― 気になる発言を抜粋
以下は、報道された会見内容の中で象徴的な発言です。
「本当に申し訳ない気持ちで毎日過ごしてきた」
「何がコンプライアンス違反とされたのか答え合わせも出来ず、自分をコントロールするのが難しくなった」
「家族の日常を奪ってしまった」
これらの言葉からは、国分氏の深い葛藤と後悔、自らの立場・責任への痛切な自覚、そして当事者および周囲への申し訳なさがにじみ出ています。
現在判明していること vs 不明な点 ― “白黒つかない”問題構造
| 判明していること | 未だ明らかでないこと |
|---|---|
| 日本テレビは「複数のコンプライアンス上の問題行為」を認定し、降板を決定した。 | どの行為が具体的に「問題行為」とされたのか、公には一切説明されていない。 |
| 国分氏自身は謝罪と反省の意を示し、事実確認および“答え合わせ”を要求。 | 当事者、関係者の名前・数、告発内容など、関係者のプライバシーを理由に情報は秘匿されている。 |
| 所属グループは解散し、芸能活動は休止。スポンサー契約の解除も報じられている。 | 今後、日弁連による調査結果がどのようになるか、また公表されるかは不透明。 |
このように、会見は「謝罪と説明の場」ではあったものの、肝心の「何があったか」の核心部分は明らかにされず、読者の多くは「説明責任を果たしたのか?」に疑問を抱いたままです。
今後に注目すべきポイント ― 私たちが確認すべきこと
- 日弁連による人権救済の調査結果および報告内容。プライバシー配慮と説明責任の折り合いはどうなるか。
- 日本テレビおよびスポンサー各社の対応の変化。再び番組復帰やCM復帰はあり得るのか。
- 被害当事者や関係者からの声明や追加情報 — 会見だけでは語られなかった“現場の声”。
- 世論・ファンの反応動向。SNS などでの議論の広がりと、それに対するメディアの再報道。
- 今後の報道倫理や芸能界におけるコンプライアンス問題の取り扱いへの影響。
まとめ ― 会見動画で見えてきたもの、見えなかったもの
今回の会見は、国分氏自身による謝罪の言葉と、「答え合わせを求める」という意思表明の場として機能しました。しかし、問題の本質である「何がコンプライアンス違反だったか」「誰が被害者か」「どの程度の事実関係なのか」といった核心部分は、依然として闇の中にあります。
会見映像を見たことで、「声色」「表情」「言葉の選び方」から国分氏の苦悩や後悔をリアルに感じ取ることは可能ですが、真実を知るには今後の調査と報道の経過を見守るしかありません。この記事では、今後も公表された情報を追記していきます。










