現代は飽食の時代と呼ばれています。
それだけに、体に良い食べ物だけでなく、体に悪い食べ物があふれています。
しかしカロリーが高く体に良いとは言えないような食品、例えば油分の多い食べ物を美味しいと感じるのは皆さんも承知の事実です。
逆に体に良いと言われる食品でも、その食品だけを食べ続けるのも体には良くありません。
つまり大切なのは、極端な偏食は避けて、継続的に摂取する食品の中に危険な食品を混入させない事が重要です。
このホームページが健康に気を使う方の食品の選択基準の参考になれば幸いです。
「化学調味料」は色々ありますが、ここでは最も一般的に使用される「化学調味料」の「グルタミン酸ナトリウム(うまみ調味料)」を代表例としてご紹介します。
早速ですが、この化学調味料「グルタミン酸ナトリウム」の問題点の1つは油と一緒に加熱すると発ガン性のある物質に変わる事です。
また「グルタミン酸ナトリウム」を大量に摂取すると、神経細胞が破壊される事もラットによる実験で証明されています。
つまり重要なのは、この「グルタミン酸ナトリウム」を継続的に大量に摂取するのは控える事です。
ところが、この「グルタミン酸ナトリウム」は「スナック菓子」や「インスタント食品」や「加工食品」等で広く使われています。
という事で、現実問題として「グルタミン酸ナトリウム」を全く摂取しない事は不可能に近いと言えるでしょう。
ここで私が提案するのは、家庭では「グルタミン酸ナトリウム」を含む「うまみ調味料」を使わないようにするという事です。
現実問題として、もう既に一般に販売されている食品には「グルタミン酸ナトリウム」が使われているのですから「グルタミン酸ナトリウム」の摂取量を増やさない為には自分でコントロールできる事をするべきです。
具体的には家庭で料理をする際には「うまみ調味料(グルタミン酸ナトリウム)」を使用をしない事が一番です。
では「うまみ調味料(グルタミン酸ナトリウム)」を使用しない為には、どうすればいいのでしょうか。
それは「昆布」「かつお節」「煮干し」「干し椎茸」「肉や野菜の出汁」などを旨味調味料の変わりに使用する事です。
ですがダシに極端にこだわらなくとも、食材には元々素材が持つ旨味があるので、それをうまく引き出す調理をすれば、ある程度この問題は解決するのかもしれません。
また既存の調味料、料理の「さ・し・す・せ・そ」(「砂糖」「塩」「酢」「醤油」「味噌」)や「ソース」等をうまく活用すれば、「うまみ調味料(グルタミン酸ナトリウム)」はそれほど使う必要はないでしょう。
【参考文献】「味の素はもういらない」船瀬俊介(元日本消費者連盟編集長)著
皆さんは一般に発売されているパンに発ガン性物質が使われている事をご存知でしょうか。
その発がん性物質とは「臭素酸カリウム」といいます。
「臭素酸カリウム」とは、かつてはパン生地や、魚肉練り製品などの改良剤として用いられていた食品添加物です。
ちなみに「パンのみに使用許可の危険物」と紹介しているのは「臭素酸カリウム」が「第1類危険物」に指定されている為です。
現在では、ラット実験で発ガン性が確認されて、日本では食品に添加する目的では使用を禁止されています。
ですが、日本では唯一パン製造においてのみ「臭素酸カリウム」の使用が認められています。(できあがったパン製品に「臭素酸カリウム」が残留しないという条件付)
現在では山崎パンが「臭素酸カリウム」を使用しています。
その為、例えば山崎パンの「ランチパック」には
「このパンには品質改善と風味の向上のため臭素酸カリウムを使用しております。残存に関しては厚生労働省の定める基準に合致しております」
と表記されています。
確かに価格を安く高い品質の食品を作る為には「食品添加物」は欠かせないものだと思います。
また例え「臭素酸カリウム」を使っていたとしても厚生労働省の定める基準に合っていれば、限りなく安全に近い食品と言えるでしょう。
しかし、ここで重要なのは「厚生労働省」も「山崎パン」もどちらも責任の所在を明確にしていない所にあるように思います。
「厚生労働省」は「臭素酸カリウムが残留しないという条件を決定しています。」という立ち位置。
「山崎パン」は「厚生労働省の定めた基準に従っています。」という立ち位置。
つまり万が一に消費者に健康被害があった場合には「責任のなすりあい」になる事は誰の目にも明らかです。
つまり食品の安全を判断するのは、お役所でもメーカーでもなく、消費者だと言えるのかもしれません。
2014年7月に「マクドナルド」などの外食企業を襲った「中国産の鶏肉問題」は大きな問題になりました。
この「中国産の鶏肉問題」とは「マクドナルド」のチキンナゲットに使用している鶏肉の納品元になっている中国の企業の鶏肉の品質が問題になった事件です。
具体的には、保存期限を7ヶ月も過ぎた腐った肉を加工肉に混ぜて使ったり、工場の床に落ちた肉を製品として使っていたという事実が問題になりました。
中国産の食品に関しては、他の例でも問題が多い事で知られています。
例えば下記のような例があげられます。
・ブロイラー養鶏場で病気予防と成長促進の為に成長ホルモン剤や抗生物質の過剰投与
・鳩料理の原材料にネズミを使用
・ネコの肉をウサギ肉として外食店に納品
・中国産ピーナッツから発がん性の高いカビ毒検出
等
インターネットでちょっと検索しただけでも、色々な問題事例を探す事が可能です。
ですが、考えてみれば日本では考えられない程の安い値段で食品を中国の企業から売ってもらうのですから、安い分のリスクがあるのは当然です。
もちろん安全で安い食品というのが一番の理想ですが、そんな上手い話はないと言っていいでしょう。
そう考えると「マクドナルド」で見られた鶏肉の問題は起るべきして起きた事件だという事が分かります。
私の個人的な感想ですが、私達日本人は「安くて安全な食品はない」とそろそろ気づいた方がいいいのかもしれません。
改めて考え直すと食品の原材料は「植物の栽培」や「動物の飼育」によって成り立っている訳です。
そうした場合、少なからず人件費がかかるのですから安全な原材料がそんなに安くできるはずがないのです。
安全な食品に価値を感じているのなら、それなりのお金を払って安全な食品を手に入れる。今後はそんな時代になって行くのではないでしょうか。
レモンの皮には、皆さんにもお馴染みの下記なような豊富な栄養素が含まれています。
・ビタミンC
・ビタミンE
・クエン酸
・ペクチン
しかし、このような栄養素が含まれ体にいいのは「国産の無農薬のレモンの皮」であることを知っておく事が必要です。
国産のレモンでも農薬を使っているものは、良く洗って皮を利用するようにしましょう。
また一番気をつけなければいけないのは海外のレモンです。海外産のレモンには例外なく「防かび剤」【OPP(オルトフェニルフェノール)、TBZ(Thiabendazole、略称TBZ)、イマザリン】が使われていますので人体には非常に有毒です。
これらの「防かび剤」は少量の摂取でもガンになる発ガン性物質です。
絶対に海外のレモンの皮を食べてはいけません。
例えば、海外のレモンを水で洗ったとしても、皮には「防かび剤」が70%残ると言われれいます。
つまりレモンを食材として使う際には下記の点を気をつける必要があります。
・レモンの皮を食べる時は国産のレモンを使用する
・国産のレモンでも皮はよく洗ってから使用する
・海外のレモンは皮は使わず中身だけを食べるようにする
最近では「塩レモン」等の調味料や調理法が流行していますが、体に良さそうだから、美味しいからという理由で、無条件に流行に乗っかるのは危険だと言えるでしょう。
「塩レモン」に使うレモンも国産のものを使い、よく洗ってから使うようにしましょう。
皆さんもたぶん「カップ麺はなんとなく体に悪そう」と思っている方は多いと思います。
私もそういう考えを持つ人間の一人です。ですが「手軽」だし「美味しい」のでついつい忙しい時とかに「カップ麺」を食べてしまうんですよね。
ですがアメリカ最大規模のメイヨー・クリニックという病院の調査によると、本当に「カップ麺」が体に悪い事が分かってしまいました。
この病院の調査によると「カップ麺」を食べると「心臓病、脳卒中、糖尿病、メタボリック症候群」等の発症確率が高くなる事が分かったそうです。
特に女性は一週間に2回食べるだけで、かなりの悪影響があるそうです。
では実際に「カップ麺」の何がそんなに悪いのでしょうか。多分この文章を読んでいる、ほとんどの方は「カップ麺の容器」を想像したのではないでしょうか?
その通りです。やはり「カップ麺の容器」から「乱化学物質」と呼ばれる環境ホルモンが溶け出している事が人の健康に悪い影響を与えているようです。
正直な所私は「乱化学物質」という名称を今回初めて知ったのですが、どうも「環境ホルモン」の別名のようです。
例えば何も食べる時がない場合には「カップ麺」を食べるのもいいかもしれませんが、好んで「カップ麺」を食べるというには考え直した方がいいかもしれません。
【参照】難病克服支援センター
おしゃれな飲み屋さん等でよく見られる外国産のビール。そんな海外のビールを好んで飲む方も多いかもしれません。
ですが、そんな海外のビールの中には、遺伝子組み換え食品を原材料にしているビールがあるのをご存知でしょうか。
私達が良く知るビールの銘柄にも、遺伝子組み換えの原材料を使っているものが幾つかあるようです。
お酒は適度に飲む分には健康に良いと言われています。また人間関係を円滑にするツールとしても有効であると言えるでしょう。
そんなビールも原材料の安全性に疑問があると美味しさも半減してしまいます。今回ご紹介しているビールには、皆さんが良く知る銘柄もあるかもしれません。
海外のビールを美味しく飲みたい方の場合、こんな情報は知りたくなかったと思うかもしれません。そのような可能性のある方は以下の情報は読まない方が良いでしょう。
【1】Budweiser(バドワイザー)
【2】Corona Extra(コロナ・エキストラ)
【3】Miller Lite(ミラーライト)
【4】Michelob Ultra(ミケロブ・ウルトラ)
【5】Coors Light(クアーズライト)
【6】Pabst Blue Ribbon(パブスト・ブルーリボン)
【詳細】
【1】Budweiser(バドワイザー)
・遺伝子組み換えトウモロコシ及び実験段階の遺伝子組み換え米の使用。
【2】Corona Extra(コロナ・エキストラ)
・遺伝子組み換えコーンシロップと健康を害する恐れのあるプロピレン・グリコールの使用。
【3】Miller Lite(ミラーライト)
・遺伝子組み換えトウモロコシとコーンシロップの使用。
【4】Michelob Ultra(ミケロブ・ウルトラ)
・遺伝子組み換え甘味料(D形グルコース)が使用。
【5】Coors Light(クアーズライト)
【6】Pabst Blue Ribbon(パブスト・ブルーリボン)
・遺伝子組み換えコーンシロップの使用。
※【コーンシロップとは】とうもろこしの澱粉を酵素や酸で分解し糖に変えたもの。粘性が高いのが特長で、食品や菓子類に多く使われています。
【参照】飲んではいけないビール8種類
ご存知の方も多いと思いますが、アルツハイマー性痴呆症を発症した方の脳には、一般的な方の脳に比べアルミニウムが多く蓄積されている事が知られています。
この事からアルミニウムが痴呆症を発症する原因だと言われています。
しかしながら、アルミニウムと痴呆症の関連性について実際の研究で証明された訳ではありません。
この為「アルミニウムの多量摂取が痴呆症の原因になるとは言えない、アルツハイマー性痴呆症は複合的な要因が考えられるので、アルミニウムの摂取について過剰に反応する必要はない。」という意見の方もおられるようです。
ですが、逆に「アルミニウムと痴呆症には関連性がない」とハッキリと証明できる事実がないのも確かです。
こういう状況の中では、アルミニウムはできるだけ摂取しないように心がける必要があるでしょう。
具体的には「アルミ鍋」や「アルミやかん」は使わない方が懸命です。
私の家庭でも「アルミニウムが痴呆症を発症する原因かもしれない」という事実を知ってからはアルミの鍋は使っていません。
ある人は「アルミ鍋から溶け出るアルミの量は少量なので、あまり気にする必要はない」という方もいらっしゃいますが、それは1回に溶け出す量の事であって、そのアルミニウムが蓄積した場合の事は考慮していないようです。
「アルミ鍋」や「アルミやかん」に限らず調理器具というのは、毎日使うものなので、できるだけ安全な物を使用するのが鉄則です。
仮に、現在「アルミ鍋」や「アルミやかん」を使っている方は、自らの健康の為に、これらの調理器具の使用について今一度考えてみても良いのではないでしょうか。
ちなみに「アルミ鍋」や「アルミやかん」は海外では、その危険性から販売規制されています。