はじめに

「石破辞めろデモ」で注目を集めた女子高生が、SNSで『動画は顔を隠してください。本当に怖いです』と呼びかけています。本記事では、下記を分かりやすくご紹介します

  • 女子高生の発言の要点と背景
  • 動画拡散における法的・倫理的問題
  • 見つけたときにするべきこと(削除依頼テンプレやモザイク方法)

デモの概要|いつ・どこで何が起きたのか

2025年8月31日、首相官邸前で「石破辞めろデモ」が行われ、SNSを中心に拡散されました。報道やSNS投稿によると、政治的な発言を行った女子高生の動画が注目され、多くのコメントやシェアが発生しました。参加者数やデモの詳細は報道によって差がありますが、一部では5千人規模(主催者発表では4千人)だったとされています。

このデモでは、若者による政治参加の象徴として女子高生のスピーチが話題になり、動画が急速に拡散しました。しかし、その過程で未成年のプライバシーや安全に関する重大な問題が浮上しています。

女子高生の発言は何だったのか(要約)

女子高生はデモで政治的な意見を述べ、石破首相に対する辞任要求を強調しました。スピーチの中で彼女は「未来を守りたい」「声を上げることを恐れない」という趣旨を語っています。

しかし、注目すべきはその後のSNS投稿です。本人は『動画は顔を隠してください。本当に怖いです』と呼びかけており、動画の拡散に強い不安を示しています。これは、彼女がネット上での誹謗中傷や学校・家族への影響を恐れていることを意味します。

要点:

  • 主張:政治に声を届けたい
  • 懸念:動画拡散による個人特定や誹謗中傷
  • 本人の希望:顔を隠す、動画拡散をやめること

女子高生本人のポスト(ツイート)

【動画】「石破辞めろデモ」女子高生のモザイクつき動画

【石破辞ろデモ】での演説(女子高生の涙の訴え、内容まとめ)

ここでは、彼女が訴えた5つのポイントを、感情をそのまま伝える形で紹介します。

1. 恐怖と危機感の表明

「今、本当に怖いんです」

「私、本当に怖いんです。石破さんのせいで、日本がどんどんおかしくなっていく気がして…。
移民をたくさん受け入れようとしてるじゃないですか?このままだと、日本は日本じゃなくなってしまう。
女の子を安心して育てられない未来なんて、絶対イヤです。どうなっちゃうんだろうって、考えるだけで本当に不安なんです。」

2. 国民の力を信じるメッセージ

「国民は無力じゃない!」

「でもね、国民って無力じゃないと思うんです。
石破さんや、その周りの人たちって、日本の中のほんの0.001%くらいの人たちですよ。
私たち99.999%が声を上げれば、絶対に勝てます!
だから、私、周りの子たちにもどんどん言います。みんなで一緒に立ち上がろうって。」

3. 現政権の問題点の指摘

「おかしいこと、気づいてますか?」

「だって今の政治、おかしいでしょ?一部の人たちだけが得をする仕組みなんです。
私たちが納めた税金は、日本人のために使うべきじゃないですか。
それなのに、何一つ決断できない総理でいいんですか?
総理大臣って、日本で一番偉いはずなのに、国民のことも決められないなんて…。
そんな人に、日本の未来を任せちゃダメですよ!」

4. 自分の世代の責任感

「私たち若い世代が変えなきゃ」

「私たち若い世代が変えていかないと、絶対にダメだと思います。
でも正直、まだまだ現状をわかってない子が多いんですよね。
『暑いからやめとくわ』とか、『夫婦別姓ってそんなに問題?』とか、そんな感じで…。
だから、同じ世代の私たちがまず声を上げないといけないんです。」

5. 最後の呼びかけ

「日本を取り戻そう!」

「お願いです。日本を日本のまま守りましょう!
国を取り戻しましょう!
次の世代に、かっこいい日本を見せたいんです。
みんなで力を合わせて、絶対に変えていきましょう!」

※女子高生をこんなに不安を抱かせる今の自民党は本当にどうかしてると思います。

動画拡散の現状と問題点

デモ後、女子高生の動画はX(旧Twitter)、YouTube、Instagram、TikTokで広く共有されています。再生数が数万回を超えるケースもあり、一部の投稿には本人の顔がはっきり映っています。これにより、以下のリスクが生じます。

リスク項目 内容
デジタルタトゥー化 一度拡散された動画は完全削除が困難
誹謗中傷 匿名アカウントによる攻撃が発生しやすい
学校・家庭への影響 特定され、嫌がらせやトラブルにつながる可能性

この問題は単なるプライバシー侵害にとどまらず、未成年の将来を大きく左右する深刻な課題です。

法的・倫理的な観点|何が問題か?

未成年者の肖像権やプライバシーは、日本の法律で保護されています。無断で顔が映る動画を公開・拡散することは、肖像権侵害名誉毀損の可能性があります。また、SNSプラットフォームの規約でも、未成年のプライバシー保護は重要視されており、報告により削除対応が取られることがあります。

倫理的にも、未成年の安全を最優先に考え、本人が「顔を隠してください」と訴えている以上、拡散は避けるべきです。法的判断が必要な場合は、弁護士への相談を推奨します。

動画を見つけたときにするべきこと

動画を見つけた場合、以下の手順で対応してください。

手順 内容
① 保存しない 動画やスクショを残さない
② 通報する SNSや動画サイトの「報告」機能を使う
③ 削除依頼を送る YouTubeやTikTokのサポートフォームに連絡
④ モザイク処理 公開する必要がある場合は顔を完全に隠す
⑤ 専門家相談 誹謗中傷や個人情報流出が続く場合は弁護士へ

削除依頼テンプレ(YouTube向け)

件名:動画削除のお願い(未成年の肖像権侵害)
本文:
該当動画には未成年の顔が映っており、本人が削除を希望しています。
URL:
理由:プライバシー侵害および肖像権侵害の恐れがあるため。

SNSユーザーが守るべき3原則

  • 見ない:興味本位でアクセスしない
  • 拡散しない:リツイート・シェアを控える
  • 通報する:問題がある投稿は必ず報告

よくある質問(FAQ)

Q:顔にモザイクをかければ投稿してもいいですか?

→ 原則として控えてください。本人の希望に反する場合、モザイクをかけてもトラブルの元です。

Q:匿名で拡散したら違法ですか?

→ 匿名でも肖像権侵害は成立する可能性があります。

Q:削除依頼は誰でもできますか?

→ 本人以外でも「未成年の安全のため」と理由を添えれば申請可能です。

まとめ

  • 女子高生はデモで政治的主張をしたが、動画拡散には強い不安を表明。
  • SNSでは本人の顔が映った動画が拡散中だが、肖像権侵害や誹謗中傷のリスクがある。
  • 今すぐできること:動画を見つけても保存・拡散せず、報告・削除依頼を行う。