今回は私が自家用車に設置しているケンウッド(KENWOOD)のドライブレコーダー、機種名DRV-W630(DRV-630)の不具合についてご紹介します。
この機種のドライブレコーダーを使用している方は、私のような不具合を経験している方が多いはずと思ったのですが、実際にGoogleで検索してみると、そのような記事は全く見当たりませんでした。
もしかして自分のドライブレコーダーだけなのかと思いましたが、ドライブレコーダーを使用している方で、同じように悩んでいる方に向けて記事を書いてみることにしました。
今から2年前ぐらいに知人より使用しなくなったドライブレコーダーを譲り受けました。当初は取付が面倒で使用していなかったのですが、会社の車での運転でもらい事故をした経験から、ドライブレコーダーの重要性を痛感しました。
そんな経緯から自家用車でもドライブレコーダーを使用し始めたところドライブレコーダーの撮影画角が上の方になってしまう(極端に言うと空の方を映してしまう)現象に悩まされました。
自家用車のドライブレコーダの通常状態の角度
当然だが主に空が映り前方の車が映っていない
ドライブレコーダーは譲り受けた経緯もあり、自分自身で取付をして通常どうり使用できるようになったので、当初はウキウキ気分でいました。
ですが、あわや事故になりそうな状況を経験した時に、ドライブレコーダーにその状況が映っていないことに初めて気づきました。
なぜならば、先ほども紹介したようにドライブレコーダーが上の方を映していた為に肝心の事故になりそうな映像が映っていなかったのです。
そんなことを経験して初めて、ドライブレコーダーが使い物になっていない状況に気づきました。
ドライブレコーダーを使用している方は、改めてドライブレコーダーの撮影画角が正しくなっているか確認してみることをオススメします。
実際に撮影動画が必要になった時に、必要な状況が全く映っていないという状況は、ドライブレコーダーを使用している人にとって悪夢だと思います。
私の場合は、実際に事故が起きなかったので良かったのですが、実際に事故が起こっていたらと思うとゾっとしました。
という訳でケンウッドのドライブレコーダーの画角がずれたり、ボールジョイントが緩い問題の解決方法をご紹介します。
これはネットやユーチューブなどで紹介されている方法ですが、私のケースの場合には全く改善されることはありませんでした。滑り止め剤は「ネジすべり止め剤」で検索すればいくつか商品を見つけることができると思います。
ちなみに「ネジすべり止め剤」というのは粘性のある液の中に砂のような荒い粒子の素材が混合されたものです。
つぶれたネジには効果があるかもしれませんが、ドライブレコーダーの画角を固定するような用途には向いていないのではと個人的には思います。
購入したが役にたたなかった「ネジすべり止め剤」
布テープを丸めて適切な大きさの玉を作つことで、ドライブレコーダーが上の方向に向かないように調整します。
その状態を固定する為に布テープを使用してみました。
結果ですが、一定の時間を経過すると布テープが剥がれるのと、布テープが剥がれなかった場合でもだんだんドライブレコーダーが上の方を向き、録画の画角が適正範囲より外れてしまう結果になりました。
気づいた時には、ドライブレコーダーの画角が外れているので、運転中に気づいてドライブレコーダーの位置を調整しようとすると、非常に危険です。
元々の状態よりは改善されますが、だんだん画角がずれてしますので地味にストレスになる状況でした。
黒色の布テープを丸めた様子
丸めた布テープと布テープで固定した様子
この方法は対策2の【「布テープ玉」+「布テープ」】を改善した方法になります。布テープでドライブレコーダーを固定すると、しっかりと固定ができないという問題があったので、固定方法をしっかりとできる方法に変更しました。
具体的には「結束バンド」を使用すれば、ドライブレコーダーをしっかりと固定することができました。
ちなみにほとんどのメーカーのドライブレコーダーは黒色なので、黒色の結束バンドを使用すれば、結束バンドが目立たず違和感がない設置状態にすることができます。
また「ほぼ改善」という表現にしたのは、完全に固定されてはいないので長い時間が経過すると少し画角が上がっていることがありますが、画角が適正外までズレてしまうことは防げています。
この完全に固定されていない問題も布テープの玉の大きさを調整することで改善することができると思われます。
丸めた布テープと結束バンドで固定した様子
個人的には対策3【「結束バンド」+「布テープ玉と布テープ」】で長い間悩まされていた問題がほぼ解決したので、満足はしています。
また、もう1回設置し直せば、ほぼドライブレコーダーの画角がズレる問題は解決すると思われます。