「デザイナーになりたいと思うけど、実際の仕事がどうなのか詳しく知りたい」
「デザイナーの給料が気になる」
「デザイン会社はブラック企業が多いと言うけれど実際はどうなの?」
「デザイナーの仕事はどんな部分が楽しいの?」
このホームページでは、デザイン経験が15年以上の
デザイナーがそんな疑問にお応えするホームページです。
デザイナーの仕事は他の仕事と同様、
良い事も悪い事もあります。
その良い面と悪い面の両方を知った上で
あなた自身がどうするかが重要になってきます。
このホームページの情報が
あなたの今後の進路決定の
判断材料になってくれれば幸いです。
ぶっちゃけ一般の企業と比べると安い方ではないでしょうか。
では実際にはどれぐらいなのでしょうか。
それは会社によって全然違いますが下記のような感じだと考えて下さい。
・大手の広告代理店 年収1000万以上
・広告代理店 年収400万円~
・デザイン事務所 年収150~400万円
ちなみに大手の広告代理店とは「電通」や「博報堂」の事です。
給料を沢山貰いたい人は大手の広告代理店の
デザイナーを目指すのもいいかもしれません。
しかしながら、大手の広告代理店に正社員として就職するのは
結構狭き門と言えるでしょう。
そのような時には、まずアルバイトや派遣社員として
代理店の職場で働いてから正社員になる為のチャンスを
伺うという方法も良い方法ではないでしょうか。
デザイナーの給料ですが。小さい会社だと、
新人の給料は手取りで11~13万という場合が
多いように思います。
経営状態の良い会社だと初任給15~18万ぐらいでしょうか。
実際の私の知り合いの実話ですが、ブラックな会社だと
月給5万とか8万とかいう会社もあるようです。
さすがに、そこで働いていた知り合いには
迷わず早く辞めるように勧めてしまいました。
デザイナーは、あまりボーナスは期待しない方がいいかもしれません。
私は3つの会社に在籍した経験がありますが
ボーナスはほとんどもらった事がありません。
1社だけ年間150万円ぐらい出してくれる会社もありました。
ですがそこはレベルが高く景気の良い会社だったので
あまり参考にならないと思います。
私のデザイナーの知り合いに聞いても
毎度「ほとんどボーナスがなかった」という話ばかりです。
全く残業代が出ない会社がほとんどです。
その理由は、デザインというものは時間で成果を
判断できない仕事だからです。
例えば丸1日かけて作ったデザインでも
クライアントさんが気に入らなかったり
企画の方針が変わってしまった場合には
1から作り直さなければならないからです。
会社の見方をする訳ではありませんが、
たぶん残業代を会社が出していたら会社が潰れてしまうでしょう。
一般の会社も同じだとは思いますがデザイナーも昇給は
ほどんどないので期待しない方が幸せでしょう。
一般のデザイン会社は1年に1回、月給が1000円上がるぐらいでしょう。
良い会社でも1年に1回、月給が5000円の昇給です。
デザイナーを目指している人や興味がある人などは
デザイナーの仕事内容や残業時間などが気になる人も多いと思います。
デザイナーの仕事は大変だとか残業が多いと聞きますが
実際の所はどうなのでしょうか。
私の経験や知り合いのデザイナーから聞いた話を元に
その詳細をお伝えしたいと思います。
ぶっちゃけ、仕事内容は大変だと思います。
忙しい所だと朝から夜中の仕事は当たり前です。
土日出勤の会社も多いので、就職する前に
勤務時間や休日についてはきちんと確認する必要がありそうです。
これは会社によて違います。
営業がいる会社は営業がクライアントさんと
打ち合わせをしてきて、デザイナーに指示をする場合。
デザイナーが直接クライアントさんと打ち合わせをして
仕事を進める場合があります。
これは、どちらが良いとは言えません。
クライアントの間に営業がいると細かいニュアンスが
伝わりにくいデメリットがありますが、
デザイナーがクライアントとの打ち合わせ、移動時間を
節約できるメリットがあります。
クライアントの要望を元にまずは
アイデアを手書きのラフに起こす作業が必要です。
時間がある場合は、社内や営業を交えて
複数のラフ案を元にラフ案の絞込や別案のアイデア出しを行います。
この時間を多くとった方が良いデザインが出来上がる事が多いです。
デザインには明確な企画意図がある事が重要です。
これがないと、クライアントさんに質問を受けた時に
理論立てて、デザインの説明ができない場合がでてきてしまいます。
最悪の場合、クライアントを説得する事ができずに
デザインのやり直しをしなければいけない羽目になります。
面倒な作業ですが、デザイン提出の際は
あった方が説得力が上がるります。
またプレゼンがしやすくなるという利点もあります。
しかしながら、印刷会社などのデザイナーの場合には
論理的な説明を求められない仕事が多い場合があります。
印刷会社の場合には多くの場合、できるだけ早く
そこそこ見栄えの良いデザインを上げることを望まれる場合が
往々にして多い傾向にあるうようです。
デザイナーにとって一番怖いものかもしれませんね。
場合によっては夜中の3時に修正が戻ってくる場合もあります。
悪い事にそれ待ちで残業という場合も出てきます。
印刷物の数百ページ等の場合にはものや1日中修正という場合も。
納品前には、この修正のせいで徹夜という事もあるので覚悟が必要かも
このホームページでは主にデザイナーというのは
グラフィックデザイナーという想定でお話をしております。
ではグラフィックデザイナーとはどういうものなのでしょうか。
グラフィックデザイナーには大別すると下記の3種類になります。
・印刷デザイナー
・Webデザイナー
・印刷、Web両方できるデザイナー
デザイナーに求められるスキルは非常に多くのものがあります。
印刷デザイナーの場合は主にMacで「Illustrator」や「Photoshop」
と呼ばれるソフトを使えなければなりません。
Webデザイナーに関しては「Illustrator」や「Photoshop」と
ホームページ作成ソフトを使えなければなりません。
また印刷デザイナーは印刷物に関する知識、
印刷物を綺麗に見せる為の色や画像加工、色調整の技術が必要になります。
Webデザイナーに関しては、CSSやhtml、アニメーションGIF等の
知識やコーディングの技術が必要となります。
Illustrator(イラストレーター)Adobeという会社の
レイアウトソフトです。
文字の打ち込みやページレイアウトが可能です。
またIllustratorを使えばイラストの作成も可能になります。
デザイナーはこのソフトは必須だと言えるかもしれません。
特に印刷デザイナーはほとんどこのソフトを使うと言っても良いでしょう。
Photoshop(フォトショップ)Adobeという会社の画像加工ソフトです。
画像の大きさの変更から画像修正、色修正ができます。
特にwebデザイナーはIllustratorよりもPhotoshopを多用する傾向にあります。
逆に印刷デザイナーはIllustratorの方を多用する傾向にあるようです。
また印刷デザイナーも写真を綺麗に魅せる為の技術は重要です。
印刷デザイナーの場合は印刷知識を活用したPhotoshopの技術が要求されます。
「コーディング」とはプログラミング言語を使って、
ソフトウェアの設計図を作成する事です。
Webデザイナーの場合はホームページの設計図を作成する事です。
webデザイナーには必須の技術で、最低でもcssとhtmlを使える事が必要です。
またcssとhtml以外でどれだけ+アルファーの技術があるかが
webデザイナーの能力の違いになると言っても良いかもしれません。
またwebデザイナーの場合にはWebの技術革新が早い事もあり、
次々と新しい技術を身につける必要があるようです。
最近ではワードプレスやCMSといったソフトがSEO的に強いとも言われているので
ワードプレスやCMSを専門的に勉強する方法も考えてみて下さい。
デザイナーの専門学校は色々ありますが、
専門学校だからとあまり過度な期待をするのは禁物です。
専門学校に行ったからと言って絶対就職できる訳ではありません。
デザインの専門学校に行ったけれど、
一般の企業に就職をしたという話も、聞く事があります。
早く一人前のデザイナーになりたい場合には
専門学校に行かずに、デザインアシスタントとして
デザイン会社でアルバイトをする方が良い場合もあります。
実はあまり知られていませんが、専門学校で2年勉強するより、
デザイン会社で1年働く方がより多くのスキルが身につきます。
それだけデザイン会社の仕事が厳しいという事なのですが・・・。
私の経験談ですが、私がデザインの学校を卒業して
就職してみると、年下の人がバリバリ仕事をしていて
あせりを覚えた事があります。