メダカの種類【初心者でも分かるメダカの種類】
メダカの種類は初心者には非常に分かりにくいものです。
というか微妙な違いなので初心者には
分からないと言っても良いかもしれません。
そんなメダカの種類を初心者にも
分かるように解説していきたいと思います。
まず、メダカの種類を説明する前に
「メダカ」そのものについて説明していきたいと思います。
メダカは、主にアジア地域に生息している魚です。
飼育が簡単なので昔から日本では
観賞用して飼育されてきました。
ちなみにメダカの名前の由来は
目が大きく、目が頭より上に飛び出しているからだそうです。
私はそんなに意識をして見た事がありませんでしたが
そう言われればそうですね。
メダカの種類
一節にはメダカの種類は100種類以上と言われています。
野生のメダカは茶色がかった灰色のメダカが多いですが
最近では突然変異したカラーメダカと呼ばれるメダカが
一般に販売されています。
カラーメダカとは一般には下記のようなメダカがいます。
・緋メダカ(ヒメダカ)
・白メダカ
・青メダカ
・アルビノ
・透明メダカ
最近では品種改良等によって、
この他にも色々メダカが販売されています。
品種によって値段や飼育方法の難易度が違うので
メダカを購入する前には下調べをした方が良いでしょう。
黒メダカ
主に野生のメダカを黒メダカといいます。
また黒メダカは「野メダカ」や「昔メダカ」とも
呼ぶのでちょっと分かりにくいかもしれません。
野生のメダカ(黒メダカ)は貴重な品種なので
一般に販売されているメダカとは区別されていいます。
また、あまり知れれていませんが
野生のメダカは絶滅危惧種に指定されているので
黒メダカは自然のままにしておいた方がいいでしょう。
またお店で購入したメダカは自然に放流してはいけません。
黒メダカとの交雑が起こる恐れがあるからです。
白メダカ
元は野生のメダカだったものが突然変異で白くなったメダカです。
野生生物の中でも色細胞を持たない個体
「アルビノと呼ばれる」がいますが、
白メダカもこれと同じ原理で色が白くなっています。
但し白メダカの中にもわずかに黄色い色素を持った個体がいるので
交配を繰り返すとだんだん普通の色素のあるメダカに
もどって行く場合があるようです。
色素がないので目が血液の色で赤いのも特長。
青メダカ
青メダカというと真っ青な色かと誤解しがちですが
実際の青メダカは「シルバー色」に近い色です。
もともとメダカには4種類の色素(白、黒、黄色、虹色)
があるらしいのです。
この色色素の組み合わせでメダカの色が決まるらしいのです。
ちなみにこの野生のメダカとは違う色のついたメダカを
カラーメダカといいます。
青メダカの場合には白と黒の色素があるので
それが合わさってシルバー色に見えるようで
そのシルバーが光の加減で青色に見えるのです。
黄メダカ
メダカの本来持っている4種類の色素(白、黒、黄色、虹色)
この黄色の色素しか持っていないメダカの事です。
もしくは黄色の色素が強いメダカが黄メダカです。
ですが、メダカは環境によって色を変える事ができるようで
野生のメダカの場合でも黄色い砂の環境で住んでいる場合は
色が黄色になってしまうそうです。
もちろん、野生のメダカは色が黄色に
なったとしても黒メダカです。
茶メダカ
メダカには色々な種類がありますが
そんな色々なメダカの交配が進んでいくと
茶メダカになるそうです。
例えるならメダカの世界の雑種でしょうか。
また茶メダカは、野生のメダカが本来持っている
4種類の色素(白、黒、黄色、虹色)全てがあります。
ちなみにこの茶メダカと他の色のメダカがいれば
色々な色のメダカの子供ができるそうです。
興味のある方は是非挑戦してみてください。
緋メダカ(ヒメダカ)
緋メダカ(ヒメダカ)とは
黒色の色素を持たないメダカの事です。
色はオレンジ色に近い色ですが
300年前の江戸時代から庶民に親しまれたいたそう。
名前が「緋」という昔ながらの色を表した
漢字が使われているのも
「江戸時代から親しまれていた」と聞くと納得ができますね。
ちなみに「緋」とは赤色の事です。
緋メダカ(ヒメダカ)は丈夫な品種でもあるので
初心者が飼育するのにも向いています。
ヒカリメダカ
ヒカリメダカとは背中が光っているメダカの事。
また背びれの形にも普通のメダカとは異なった点があります。
それは背びれが尻のヒレと同じ形をしている事です。
これらの特長はメダカが卵から孵化する段階で
突然変異したと言われており、それを固定化した品種が
ヒカリメダカという事です。
またヒカリメダカの背中が光っているのは
メダカのお腹の部分の光る組織が背中にある為です。
突然変異種にも関わらずヒカリメダカは丈夫な品種で
比較的飼育しやすいメダカです。
ダルマメダカ
一般的にはメダカは4種類の色素(白、黒、黄色、虹色)が
あるかないかの色の違いで種類がきまりますが、
ダルマメダカは体の形が他のメダカとは違います。
ダルマメダカの名前の通り、他のメダカよりも
ずんぐりむっくりした体の形をしています。
このダルマメダカも突然変異によって発現する品種です。
突然変異種なので一般の形のメダカから
ダルマメダカが生まれるのは稀です。
ダルマメダカの子供の子供にはダルマメダカが
生まれる可能性があるようです。