一昨日に読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」にて「硫黄島の戦い」に関する特集を放送していました。
普段は「情報ライブ ミヤネ屋」は、アナウンサーの宮根さんの軽快で楽しいトークが特長の情報番組ですが、この日の「ミヤネ屋」は一味違いました。
この日の特集は、戦時中の硫黄島での戦いと、硫黄島で実際に戦った生還者の方、残された遺族の方のインタビュー等が紹介された、ドキュメンタリー番組でした。
この過酷な戦いで戦った日本人兵士の方々のおかげえで、今の日本の平和があるのだと実感できる映像でした。
日本人なら「硫黄島の戦い」は是非知っていてもらいたい歴史です。
第二次世界大戦で、行われた日本とアメリカとの硫黄島での戦いの事です。
1945年アメリカは、グアムと東京の間にある小笠原諸島の硫黄島を制圧する為に、硫黄島に上陸しました。
この硫黄島がアメリカの手に落ちると、硫黄島から日本本土への戦闘機による攻撃が可能になります。
また、この戦闘機の配備によって、B29の護衛が可能になる為に、日本本土がB29による空襲の標的になってしまうのです。
そういう意味で「硫黄島」は日本とアメリカにとって戦略的に非常に重要な島でした。
当初アメリカは5日間で硫黄島を制圧できると考えていましたが、実際には島の制圧に一ヶ月以上もかかってしまいます。
この戦いで、日本側の守備兵は20,129名が戦死したものの、アメリカ軍側には計28,686名の戦傷者(戦死6,821名・戦傷21,865名)を出し、実質的にアメリカ側により大きな損害を与えた。
日本側よりアメリカ側に大きな損害がでる戦いは非常に珍しく、それ故に「硫黄島での戦い」はアメリカに大きな衝撃を与えた。
「クリント・イーストウッド」監督、渡辺謙主演、二宮和也(嵐)出演のアメリカ映画です。
日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」の日本側の視点からの映画。
日本側の映画なのに「クリント・イーストウッド」が監督というのは変ではありますが。
※「硫黄島からの手紙」は「U-NEX」にて無料視聴する事が可能です。
※2006年アメリカの映画作品
※監督:クリント・イーストウッド
※主演:渡辺謙
アニメながら硫黄島の現実が詳細な資料を元に映像化されています。
「外国人兵士の顔が外国人っぽくない」というツッコミどころはありますが、硫黄島の激戦と、日本軍の想像を絶する苦労がよく分かる資料的なアニメです。
※ 決断「硫黄島作戦」は「Hulu」で無料視聴する事が可能です。
※『アニメンタリー 決断 第23話「硫黄島作戦」』(1971年日本テレビ・竜の子プロダクション)