一年ぐらい前だったと思いますが、私は人生で初めて車を運転していて交通事故に遭遇しました。
私の免許証はゴールド免許なので、安全運転には少なからず自信があったので、その点もショックでした。
しかし、一番ショックだったのが「相手が悪い交通事故の状況でも、相手の言い分によって私が悪いことになる」と知ったことでした。
今回はそんな私の経験談をご紹介しますね。
会社の仕事で社外で打合せがあったので、会社の車で打合せ現場に向かいました。
その途中接触事故に合ったのですが、状況は私の運転する車に車線変更してきた車が接触してきたという事故状況でした。
事故現場は車の通りが非常に多い三車線の道路でしたので、当然のことながら車の通りの少ない裏路地に移動して相手側の人と話すことにしました。
事故状況からして、相手が車線変更してきてぶつかってきたのですから、相手もそれを分かっているようで「どうもすいません。」という感じでした。
ですが、警察を読んでから警察官が来るまでの間に状況は少しずつ変化してきます。
私は性格的に物静かな性格ですので「交通事故の相手側を責めるようなことは一切言いませんでした。」
それを見て「事故状況をうまいこと言葉で言いまかせると思ったのか」
その言い分が少しづつ変化してきます。
先ほどまで「どうもすいません」と言っていたのが「事故を起こされた」という内容に変化してきました。
そして警察が到着して、まず相手側に交通事故の状況を聞いた警察官からは「あんたが相手側の車にぶつかったという状況ですね」と訪ねてきました。
どうやら相手側は、警察官に「相手が車をぶつけてきた」と説明したのでしょう。
「いやいや、違います。相手が車線変更をしてきてぶつかったんです。」と警察官には話しましたが、警察官の反応はかんばしくありません。
どうやら、私が「車をぶつけた」という方向で警察官も話を進めているようでした。
争いを好まない方なら分かると思いますが「相手が悪い」と強硬に主張することは、私のような性格の人間は非常に苦手なことなんです。
状況説明の後、警察官は両方の車両についているドライブレコーダーを再生して事故状況を確認しました。
相手側のドライブレコーダーには、私の車が写っていませんでした。
たぶん「ドライブレコーダーに写っていないから、相手のせいにできるんじゃね?」と思ったのでしょう。
また「相手は気も弱そうだしイケるんじゃね?」とも思ったと想像できます。
その後、私の運転するドライブレコーダーを警察を確認しました。
結果ドライブレコーダーには「相手の車が車線変更して、こちらの車にぶつかってくる映像が写っていました。」
そのドライブレコーダーの映像で観念したのか、相手はあっさり車をぶつけたことを認めました。
まさに「もしドラ」という状況になりましたが、もしも私の運転する車にドライブレコーダーがなかったら・・・。
まさに「言ったもん勝ち」の状況だったかもしれません。実は相手側の車には運転者とその友人が乗っていました。
多分事故の後、二人で色々と状況整理や私の性格を見て「事故を相手のせいにできるかも」と思ったのでしょう。
つまり「交通事故を起こした際に相手側の人数が多い方が目撃者が多い」という点で、相手側の主張が認められる可能性があるということです。
この点については、私が今回交通事故に遭遇して初めて気づいたというか、自分の肌感覚で感じたことです。
また交通事故の相手側がヤクザやチンピラみたいな人間性の人だったら、どうでしょうか?
あなたはその人達を目の前にして「相手が車をぶつけてきたんです。」と言えるでしょうか?
私がその状況になったら「何も言えなくなる」かもしれません。
今回私は接触事故を経験してみて「ドライブレコーダーーありがたみ」を非常に感じることができました。
とくに私のような「もの静かな性格の方」は交通事故の際に自分の意見を強く主張しないことで、自分に不利にあんる状況に追い込まれる可能性が高くなります。
つまり交通事故を起こした際に下記のような状況だったらどうでしょうか
●自分の性格が穏やかで、うまく主張できない
●こちらが一人で相手の人数が5人で、相手がこちらが悪いと主張してきた
●相手が反社会的な人で、こちらが悪いことになりそう
もし上記のような状況でも「ドライブレコーダーの事故映像」があれば、それが客観的で確実な証拠になるので安心して警察間とも対応ができることでしょう。