AKB48元メンバー・大家志津香(おおやしづか)さんが、自身の「病気の過去」をテレビ番組で告白し話題になっています。

氷を食べ続けるほどの「氷食症」や、ステージに出られないほどの「自律神経失調症の疑い」など、見た目からは分からない心身の異常を経験したといいます。この記事では、彼女がどのような症状に悩まされ、どんな過去と向き合ったのかを詳しく解説します。

【1】氷食症と鉄欠乏性貧血のつながりとは?

大家志津香さんが経験した「氷食症」は、実は鉄欠乏性貧血のサインであることが多く、特に若い女性に多い傾向があります。彼女はテレビ番組で「毎日氷をボリボリ食べていた」と語り、医師に相談した結果、鉄分不足が判明し鉄剤を処方されました。ところが、その副作用で吐き気や眠気が強くなり、薬は中断することになったといいます。

項目 内容
症状 氷を無性に食べたくなる
原因 鉄分不足(鉄欠乏性貧血)
処方 鉄剤・食生活改善
注意点 自覚症状が少ないため放置しやすい
するべきこと 氷を食べたくなる癖がある人は、貧血のサインかもしれません。まずは内科や婦人科で血液検査を受けることをおすすめします。特に立ちくらみ、めまい、冷え症がある人は要注意です。

【2】危険も…大家志津香が試した「ダイエット注射」とは?

注目を集めたのが、大家さんがダイエットのために試した「ダイエット注射」です。これは本来、糖尿病患者向けのGLP-1受容体作動薬(例:オゼンピック)で、空腹感を抑える作用があります。彼女は医師の指導を受けたわけではなく、自己判断で使用した結果、動悸や震えなどの副作用に見舞われました。

項目 内容
使用目的 食欲抑制・ダイエット
副作用 吐き気、動悸、ふるえ
使用方法 糖尿病治療薬として処方されるものを流用
リスク 自己判断での使用は極めて危険
するべきこと 医薬品を使ったダイエットは、必ず専門医の診断と処方が必要です。美容目的での安易な使用は、健康リスクが非常に高いため、医療ダイエットを検討する場合は「クリニック選び」と「正確な情報」が命です。

【3】出番直前に涙が…「自律神経失調症の疑い」との診断

大家さんは20歳前後、AKB48の総選挙などで人気の差を感じるようになり、不安が慢性化したといいます。ある時、コンサート直前に動悸と強い不安感から涙が止まらず、1曲出られなかったことも。病院を受診した結果、「自律神経失調症の疑い」と診断され、漢方薬を処方されました。しかし実際には「処方されたことで安心し、薬は一度も飲まずに回復した」と語っています。

項目 内容
主な症状 動悸、不眠、耳鳴り、強い不安
発症タイミング 総選挙・活動過多時期
処方 漢方(服用せず安心で回復)
考えられる原因 精神的ストレス・過労
するべきこと 何でもない時に動悸がする、急な不安に襲われるといった症状は、心と体からのSOSサインかもしれません。症状が軽くても、早めにメンタルクリニックや心療内科で相談することが大切です。

【4】現在の健康状態と、経験から伝えたいメッセージ

現在、大家志津香さんはダイエットや美容、健康に前向きに取り組みながら、メディアにも多く出演しています。病気と向き合った経験から「無理せず、心と体の声を聞く」ことの大切さを訴えています。

彼女が語った「ストレスを自覚しないタイプだったけど、振り返るときちんと溜まっていた」という言葉は、現代人すべてに共通する気づきです。

忙しい時期こそ、自分の心身の調子を客観視し、小さな異変に敏感になること。症状が軽くても、「おかしいな」と思ったら記録を取り、信頼できる専門医に相談を。

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