江口響とはどんな人物か?基本プロフィールと経歴
江口響(えぐち・きょう)選手は、地下格闘技の実戦経験を土台に頭角を現し、2024年に開催された血闘祭で初代王者に輝いた千葉出身のファイターです。
派手な煽りや自己主張よりも、試合で結果を出すことで存在感を高めてきたタイプで、「リアルファイター」という言葉がしっくりくる選手として知られています。
地元では仲間を束ねる「富士見グループ」代表という立場も担っており、表舞台に立つ際の受け答えは比較的冷静で礼儀正しい印象です。
一方、リング上では前進圧力と打たれ強さを前面に出すファイトスタイルを貫き、そのギャップが支持を集める理由の一つになっています。
江口響のプロフィール(公開情報ベース)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 江口 響(えぐち きょう) |
| 生年月日 | 1999年4月25日 |
| 年齢 | 25歳 |
| 出身地 | 千葉県千葉市 |
| 身長 | 非公表(推定170cm台半ば) |
| 体重 | 約70kg前後 |
| 職業 | 株式会社YSK |
| 立場 | 富士見グループ代表 |
「江口響がビンタをした理由」とされる出来事の概要
江口響選手が大きく注目されるきっかけとなったのが、BreakingDown18の前日会見で起きたビンタ騒動です。
フェイスオフの場で対戦予定相手に平手打ちを行い、相手が転倒・意識を失ったと報じられ、最終的に試合は中止となりました。
この行為は主催者側からも「不意打ち」と受け取られ、イベントの演出を超えた行動として批判的に受け止められています。
一方で、BreakingDownという大会の性質上、挑発や緊張感を演出する文化があることも事実であり、行為そのものと文脈を切り離して考える必要があります。
ビンタ騒動を時系列で整理すると
| 時点 | 出来事 |
|---|---|
| 前日会見 | フェイスオフで向かい合う |
| 突発的行動 | 江口が相手にビンタ |
| 直後 | 相手が倒れ騒然 |
| その後 | 意識喪失が確認され、試合中止 |
| 主催者見解 | 朝倉未来CEOが苦言 |
江口響がビンタをした理由は何だったのか
現時点で、江口響本人が「なぜビンタをしたのか」を詳細に説明した公式コメントは多くありません。
そのため、理由については報道・関係者の発言・状況証拠をもとに整理する必要があります。
考えられる背景
・フェイスオフの緊張感を極限まで高めようとした
・対戦相手への心理的プレッシャーを与える意図
・感情が高ぶった結果の衝動的行動
【追記】本人Xで語られた「ビンタをした理由」
その後、江口響選手本人がX(旧Twitter)にて、今回のビンタについてより具体的な理由と当時の心境を投稿しています。
本人の説明によると、この行動は一方的な衝動ではなく、過去の経緯や会見前の煽りが重なった結果だったと語られています。
江口選手は、対戦相手が過去にオーディションで不意打ちにより未成年選手に大怪我を負わせたこと、自身も以前に不意打ちを受けて転倒させられた経験があることに触れています。
そのうえで、会見前の動画で「ビンタ対策」をする様子を煽りとして受け取ったとし、「男なら黙っていられなかった」という率直な感情を明かしました。
勘違いしないで欲しいけど、オーディションで彼も不意打ちで19歳の顎骨折させてるし、僕もカットされてるけど不意打ちで手出されて転ばされてる、そこで頭打っててもおかしくないし、会見前の動画でビンタの対策してるとか煽られて、男の子なら黙ってられないでしょ。まぁ良い所入っちったのはごめんな
pic.twitter.com/rF84pXx4nU— 江口響 (@kyon_eguchi)
December 15, 2025
この投稿から読み取れるのは、江口選手自身が「先に一線を越えられた」という認識を持っていた点です。
同時に、「良い所に入ってしまったのは申し訳ない」と結果については一定の謝罪も示しており、行為そのものを正当化しきっているわけではない姿勢も見て取れます。
生い立ちと「回復の物語」から見る人物像
江口響選手は千葉市で育ち、若い頃から千葉喧嘩自慢の文脈で知られる存在でした。
仲間たちと共に行動し、やがて地元コミュニティを束ねる立場へと成長していきます。
本人が公言している通り、過去には服役経験もあり、その事実を隠さず語ってきました。
「これからの人生はいい感じにしたい」という言葉に象徴されるように、過去を否定するのではなく、引き受けたうえで前進する姿勢が、多くの支持を集める理由になっています。
血闘祭初代王者までの軌跡
2024年3月24日に開催された血闘祭で、江口響選手はキック・ウェルター級初代王者に輝きました。
この大会には地下格闘技界の実力者が集結しており、その中で勝ち切った点は高く評価されています。
特に決勝戦では、重圧のかかる状況でも前進を止めず、タフネスを活かした試合運びで勝利。
25歳という年齢で王座を獲得したことは、「千葉喧嘩自慢」の枠を超えた存在であることを示しました。
江口響のファイトスタイルと性格の関係
江口響選手のファイトスタイルは、前進圧力型が基本です。
右構えからジャブとインローで距離を測り、相手の足を止めてから一気に詰める展開を得意としています。
ファイトスタイルの特徴
・被弾しても下がらないタフネス
・同時打ちで主導権を渡さない姿勢
・我慢強さを活かした判定運び
この姿勢は、リング外で見せる落ち着いた態度とも通じており、
江口響の性格は「普段は冷静、勝負では一切引かない」という二面性を持っていると言えるでしょう。
この出来事をどう受け止めるべきか
今回のビンタ騒動は、江口響選手の評価を考える上で避けて通れない出来事です。
しかし、過去の実績・日頃の姿勢・積み重ねてきた結果を切り離し、
一つの行為だけで人物像を断定するのは慎重であるべきです。
本人の言葉が公開されたことで、単なる衝動ではなく、背景にある感情や経緯を理解する材料は増えました。
それでもなお、結果として相手が負傷した事実は重く、今後の振る舞いや対応が問われていくことになります。
まとめ|江口響のビンタ騒動と人物理解のポイント
・地下格闘技から血闘祭王者へ上り詰めた実力者
・普段は礼儀正しく、試合では闘争心を前面に出す
・ビンタの理由は本人のXで具体的に語られている
・一つの行為だけで人物像を断定すべきではない
参考にした情報元(資料)
ゴング格闘技|BreakingDown前日会見の報道
ENCOUNT|BreakingDownビンタ騒動報道
YUTURA|BreakingDown関連ニュース










