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お盆のこの時期、実家に帰省すると言う方は多いと思います。

私自身も昨日は妻と一緒に、私と妻の両方の実家に帰省してきました。

ちなみに双方の実家は車で1~3時間程なので、毎年日帰りで帰省しています。

お盆というのは、親族、親戚が集まる事が多いので、子供からお年寄りまで幅広い年齢の人が集まります。

という事で、年配の方から普段聞くことができないような話を聞く事ができるものです。

 

【1】生死を分ける経験をした人の言葉

そんな親族との雑談の中で、嫁さんのお父さんが

「人生は全部決まっているから自分の思うように生きればいいんよ。」(広島弁)

というお話をしていました。

実は数年前、嫁さんのお父さんは自動車の事故で昏睡におちいり「生きるか死ぬか」という状態を経験しています。

そういう事もあり「わしゃ、一回死んだようなもんじゃけん、あとの人生はおまけのようなもんじゃ」というお話をしていました。

人を生死を分ける経験をすると、人生哲学が一変するという話は聞いた事があったので「嫁さんのお父さんは一種の悟りの境地にいるのかな」と、感じた瞬間でした。

 

【2】「人生は完全に自由」だ

そういえば、私は漫画「バガボンド」を好んで愛読しています。

※「バガボンド」とは大人気漫画「スラムダンク」の漫画の作者で、「バガボンド」は宮本武蔵の一生を描いた時代劇です。

そのバガボンドにも「人生は天によって完璧に決まっていて、それが故に完全に自由だ。」という言葉があります。

これは沢庵和尚が、人生の岐路に立った宮本武蔵に語った言葉です。

私は、改めてこの沢庵和尚の言葉を、ふと思い出しました。

実際にこの言葉を本当かどうか確かめるすべはありませんが、私自身は結構真面目に信じている所があります。

人は誰しも人生の岐路を沢山経験しますが、そういう時には「自分自身が気持ちが良い」と思う選択をしていけば良いのではないでしょうか。

だって「人生は完全に自由」なのですから。