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【1】お金は欲しいが「お金が欲しい」と言えない日本人

お金持ちになりたいなら、お金の勉強をする事が非常に大切です。

また「お金を好きになる」という事がお金持ちになるための必須条件です。

日本人は「お金にがめつい」という事を良しとしない民族性があるように思います。

これは、日本の政治家や経営者等の社会を支配する側の人たちによる都合の良い教育の為による影響でしょう。

これは何故かというと、会社を経営する側が会社に勤める人を管理しやすくする為です。

社会を支えているのは、大多数を占める会社で働く社員の方です。

しかし、ほとんどの人が沢山のお金を求めて経営者になってしまったら、会社で働く人がいなくなり労働力が不足してしまいます。

このような事にならない為に、日本では会社で従順に働く事ができる人間を育てるのです。

その為に「より沢山のお金を求める人間」を「お金にがめつい」等の言葉で軽蔑する。

「楽してお金を稼ぐ事は褒められない」という考え方が根付いているのです。

 

【2】「お金はきれいなもの?汚いもの?」

ご存知の方も多いと思いますが、小中学生への調査によると「お金が汚い」と考えている人が大多数だったそうです。

こういう間違った認識が多くの人が「お金持ちになれない」原因の1つです。

よく聞く議論になりますが「お金がなくても幸せになれるか」というものがあります。

あなたは、この件をどう考えますか?

私自身は「お金と幸せとは何の関係もない」と考えています。

ですが「お金を汚いと考えていたら幸せになれない」とは考えています。

日本人はもっと「お金の本質」を知る必要があります。

そうでなければ、一生お金に振り回されて生きる事になってしまいます。

 

【3】「お金は信頼の証」

私が会社員として働いている頃は、お金についてその本質を深く考える事はありませんでした。

それは、当たり前の事で会社で働けば、毎月一定の収入が入ってくるからです。

しかし、数年前に会社を辞めて独立してからは、お金に苦労した事もあり、お金について色々と勉強する事になりました。

そして色々とお金について勉強した結果「お金は信頼の証」であると考えるようになりました。

例えば日本のお金は日本政府に信頼があるから、価値があるわけで日本政府の信頼が失墜すれば、タダの紙切れになるわけです。

お話が少し変わりますが、1億円の宝くじが当たった人が逆に以前よりも貧乏になったというお話をよく聞きます。

これも、その人自身に1億円分の信頼がなかったから、あっという間にお金を失ったのです。

逆に言うと、その人自身に1億円分の信頼があれば、あっという間に1億円が手元に入ってくるのです。

分かりやすい例だと、誰もが知っているような有名人が好例かもしれません。

例えば誰もが知っている映画監督、スティーブン・スピルバーグが「こんな映画をつくりたい」と一言発したとします。

間違いなく1年後には映画が完成して、本人の手元には何億円か入ってくるに違いないのです。

これもスティーブン・スピルバーグ本人が長年かけて作り上げた信頼がなせる技と言えるでしょう。