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派遣社員というのは契約書があるので、契約満了前に退職するのは駄目な事になっています。

という理由で「契約満了前の退職はNG」なんですが、人生は何があるか分かりません。

家庭の事情や、職場環境の問題でどうしても辞めなければならない場合という事もあるものです。

そういう場合には、どれぐらい前に申し出れば良いのでしょうか?

そもそも、契約期間前に辞めるというのですから、派遣社員の側もよっぽどの理由がある事が分かります。

つまり「よっぽどの理由=非常事態」です。

こういう非常事態の場合に、通常の条件を当てはめること事態がナンセンスです。

ですが、いくら非常事態だからと言って、一定の責任を持った社会人である事は変わりありません。

こういう場合は、理由はどうあれ「非常事態なんです。」という事を派遣元の担当者に分かってもらう事が重要です。

しっかりと派遣元の担当者に事情を説明して理解してもらいましょう。

その上で、その担当者と実際に辞める日を決める事が一番良いでしょう。

ですがここで気をつけないといけないのは、派遣元の担当者が考えているのは「どうすれば派遣契約が継続できるか?」という事です。

もちろん、稀に派遣社員の事を親身になって考えてくれる担当者がいる事も事実です。

この点については、あなた自身が派遣元の担当者がどんな人物であるのかを見極めるようにしましょう。

もしも「この担当者が信用できない」という場合には、派遣社員の最終口実手段である「親族が倒れた」という理由を使う事もありかもしれません。

しかしながら「親族が倒れた」というのは、派遣社員に限らず、社員が早急に会社を辞めたい場合に使う常套(じょうとう)手段です。

派遣元や派遣先の社員の方も、その理由が嘘であろうという事がほぼ気づいていると思っておきましょう。

つまり「今後その派遣会社は仕事を紹介してくれないかもしれない」という点は覚悟する必要があります。